GotoAI、デスクトップAI「Kari」を公開 100人未満の企業は無償提供
- GotoAI株式会社が、デスクトップAIエージェントアプリ「Kari」を公開しました。
- 2026年9月に提供を始め、個人や100人未満の法人は期間無制限で無償利用できます。
- 既存のChatGPTやClaudeの有料契約を活かしたい企業や個人が対象です。

GotoAI株式会社は2026年9月、デスクトップAIアプリ「Kari」の提供を始めました。Windows、macOS、Linuxに対応する統合型の業務支援アプリです。
本アプリは、手元のファイルを直接読み込んで要約や翻訳、スライド作成を行います。内蔵ブラウザーによる自動操作にも対応し、API(プログラム同士をつなぐ仕組み)未対応のウェブサイトでも情報収集や画面操作を代行します。ChatGPTやClaudeの定額制アカウントのほか、70種類以上のAIサービスと連携できます。
個人利用と100人未満の法人での業務利用は、期間の制限なく無償です。100人以上の法人は60日間の検証利用が無償となり、それを超えて業務利用する場合は有償の個別ライセンス契約を結びます。
手元にある会議メモやPDF、PowerPointをアプリ内に読み込ませることで、追加のAPI費用をかけずに資料作成やデータ集計を行えます。
ざっくり言うと、すでに契約しているChatGPTやClaudeを、パソコンの中の事務アシスタントとして直接働かせるアプリです。Web画面にファイルを毎回アップロードする手間を省き、手元のWordやPDFを開いたまま要約や資料作成を任せられます。

100人未満の企業まで無償で業務利用を認めた点には、筆者もかなり驚きました。
中小企業がAPIの従量課金を気にせず、手持ちのサブスクアカウントでそのまま動かせる設計は破格の条件です。Web APIがないサイトを内蔵ブラウザーで巡回できる機能も、公的統計や判例の収集などで重宝します。定額の活用へ。手元データをチャット欄に貼り直さずに処理できるため、少人数の職場なら一択に近い選択肢になります。
ただ、大規模組織での運用では有償ライセンスの費用が判断を分けます。100人以上の企業で導入が進むかどうかは、60日間の検証期間を終えた利用者の反響が出る2026年11月頃の動きで見極めたいところです。
ChatGPTやClaudeを有料契約している人は、追加の従量課金を払わずに手元ファイルの要約や内蔵ブラウザーでの調査作業を自動化できるようになります。
