GitHub Copilotの発表内容

米GitHubは、対話型AI「GitHub Copilot」をSlackやTeamsなどの業務チャットで利用できる連携機能を一般向けに提供開始しました。利用者は普段のチャット画面を離れずに、AIとやりとりしながら開発作業を進められます。

チャット内でバグの調査やイシュー(課題の管理票)の作成、コード変更の実装、プルリクエスト(コードの確認と統合の要求)の作成まで完了できます。Teamsでは「Canvas」機能を使い、会話の横で実装計画や変更のプレビューを同僚と確認しながら作業を改善できます。

Slackではメッセージからリポジトリ(プログラムの保管場所)を自動判別し、選択の手間を省いて作業を始められます。また、AIが作成したイシューやプルリクエストには、誰とのチャットから作られたかが明記されます。

開発用の画面とチャットツールの間を往復していた人は、会話の流れのまま作業を依頼して完了できるようになります。

つまり、どういうこと?

ざっくり言うと、普段使っているチャットのトークルームに、プログラミングが得意な同僚が常駐してくれるような仕組みです。

「この不具合を直して」とチャットで頼むだけで、AIが原因を調べて修正案を作り、確認依頼まで出してくれます。別の専用ソフトを開く手間が省けます。

編集部の見方

開発作業がチャットツールへ直接入ってきた形です。これまでは専用のエディタ(編集ソフト)やWebブラウザを開く必要がありました。やりとりの文脈から保管場所まで推測してくれる配慮には、かなり感心します。

チャット完結の心地よさ。

ただ、手軽に頼める分だけ、チャット上で作成される課題や修正依頼の数が急増しそうです。誰の会話から生成されたかを明記する機能が入ったのも、混乱を防ぐための現実的な判断だと思います。次はTeamsやSlack上での音声通話中に、どこまでリアルタイムでコードを書いてくれるかを見たいところです。

誰に関係するか

SlackやTeamsで開発の相談をしている人は、別の画面を開かずにチャットの中で課題の起票からコードの修正依頼まで完了できるようになります。