OpenAI Codexの発表内容

米OpenAIは、2026年9月25日に「OpenAI Codex」で全面的なシステム障害が発生したと公表しました。障害は約1時間にわたって続き、同日午後11時54分にすべての影響を受けた機能が復旧しました。

障害の影響を受けたのは、ウェブ版、API、CLI(コマンド操作画面)、VS Code(開発ソフト)向け拡張機能の4点です。発生中は広範囲でエラー率が上昇し、一時的に利用できない状態が続きました。

同社は復旧にあわせ、「OpenAI Codex」と「ChatGPT」の全有料利用者を対象に使用量制限をリセットする措置を発表しました。障害による作業の中断に対して、利用枠を回復させる対応をとっています。

障害は完全に解消しているため、利用者は通常どおりプログラムの作成や外部連携を進められます。リセットにより、当月の制限枠を気にせず業務を再開できます。

つまり、どういうこと?

ざっくり言うと、「OpenAI Codex」が約1時間止まってしまったお詫びとして、利用制限のメーターを元通り満杯に戻してくれた、という出来事です。

プログラムを書く道具が急に使えなくなって困った利用者もいましたが、現在は通常どおり動いています。上限まで使ってしまっていた人も、再び最初から枠を使えます。

編集部の見方

障害の発生から1時間足らずで完全復旧させたうえ、即座に使用制限をリセットした判断はかなり手厚い対応です。単に復帰を告げるだけでなく、失われた作業時間への補償として枠を全開にした点には好感を持ちました。

異例の全面リセット。ただ、開発ツールが止まると業務そのものがストップしてしまうため、今後は障害時の返金や SLA(稼働率保証)の明確化を求める声が強まりそうです。

そこで Codex に業務を依存しているチームなら、API 障害時に備えて代替ツールへの切り替え手順をあらかじめ準備しておく運用をおすすめします。まずは 10 月に予定される OpenAI の開発者向け発表で、インフラの安定性に関する新たな説明があるかを確認したいところです。

誰に関係するか

OpenAI Codexを有料プランで業務に利用している人は、消費した制限枠を気にせず作業を再開できるようになります。

出典: OpenAI ↗/ ITmedia AI+も報道