Manusの発表内容
Manusは2026年9月29日に、エージェント(自律して作業を行うAIプログラム)に専用の電話番号を割り当てる機能を提供しました。利用者のエージェントが電話の発着信やテキストメッセージの送受信を行えるようになります。
利用者は、自身宛ての通話をエージェントへ転送することもできます。今回の機能は一部の国から提供が始まっており、一部の地域では音声通話のみの対応にとどまります。現在は順次、対応する国を広げる準備が進められています。
電話番号を持つことで、外部との連絡を伴う業務をエージェントに任せられます。顧客からの着信への応答や確認メッセージの送信といったやり取りを、電話回線を通じてエージェントが直接担えるようになります。
つまり、どういうこと?
ひらたく言うと、AIエージェントに専用の社用携帯を持たせるような機能です。これまでのAIは画面の中で文字をやり取りするのが一般的でした。今回の機能により、AI自身が独自の電話番号を持ち、電話に出たりメッセージを返したりできるようになります。
編集部の見方

AIが電話番号を持ちました。画面の中でのチャット代行から、現実の通話網へ足を踏み入れた点に筆者は強い関心を持ちました。ブラウザ操作だけでなく電話応対まで任せられるようになれば、業務自動化の幅はかなり広がります。
ただ、日本でどこまで実用的に使えるかはまだ見通せません。発表時点では一部の国に限られており、音声のみの地域もあるなど段階的な提供にとどまります。日本語での自然な電話応答や日本の電話番号への対応には、もう少し時間がかかりそうです。
そこで次の焦点になるのは、今後の国別展開のスケジュールです。年内にアジア圏や日本向けの番号提供がアナウンスされるかを確認しておきたいところです。
誰に関係するか
電話やメッセージで顧客対応を行っている人は、AIエージェントに通話を転送して一次対応を任せられるようになります。
出典: Manus 公式 X ↗


