発表の内容
株式会社デジライズは、企業向けAIツール「AI Works」の提供を開始しました。ChatGPTの技術を基盤にしており、業務に合わせた設定ができます。
特徴は、自社のデータを読み込ませて専用のチャットボットを作成できる点です。社内資料を基にした顧客向けFAQの対応や、専門分野に特化したAIの構築に利用できます。さらに、新人教育用の研修教材やテストの作成にも役立ちます。
入力可能な文章量は約10万文字で、1時間分の会議の議事録をそのまま読み込ませることができます。AIモデルの選択や画像生成、プロンプト(指示文)の保存機能も備えています。利用者のチャット監視など、安全面への対策も施しています。
このツールの導入により、社内の専門知識を活かした業務の自動化を進められます。長文の資料を一度に処理できるため、議事録の確認や資料作成にかかる時間を短縮できます。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、会社のルールブックを丸ごと頭に入れた専任アシスタントを雇うような仕組みです。通常のChatGPTでは入りきらない分厚い議事録も、約10万文字までなら一度に渡せます。社内資料をそのまま読ませるだけで、自社の仕事に詳しい相談相手ができあがります。
編集部の見方

10万文字の一括入力。
通常のChatGPTでは約5000文字で止まってしまう場面でも、1時間の会議記録をそのまま投入できる仕様はかなり実用的だと感じます。筆者も議事録の分割作業には苦労してきたため、この容量の大きさには素直に惹かれました。自社データを学習させて社内専用の回答役を作れるのも、業務の手間を省く心強い味方になりそうです。
ただ、気になるのは実際の回答精度です。社内FAQや研修教材の作成まで任せるとなると、自社データをどこまで正確に反映できるかが導入の分かれ目になります。他社ツールとの差別化という意味でも、年内に予定される機能改善やユーザー事例の公開で精度面の実力を見極めたいところです。
誰に関係するか
長時間の会議議事録や自社マニュアルを扱っている人は、約10万文字の文章をそのまま読み込ませて教材作成や問い合わせ対応を自動化できるようになります。

