発表の内容
キヤノンMJとイーセットジャパンは2026年10月28日、「ESET HOME セキュリティ」V20の提供を開始しました。AI利用時のリスク対策や詐欺対策を強化した新バージョンです。
新版では、生成AIの回答に含まれるリンクやコードを自動で調べ、危険を検出した際に警告を出します。自律的に動くAIエージェントの不審なファイル検出や、実行中の悪意ある動作のブロックにも対応します。あわせて、危険サイトや詐欺を防ぐiPhone向けアプリも新設します。
新規ダウンロード版の価格は、基本モデルが月額475円または年額4,750円からです。VPNに対応する上位モデルや最上位モデルもそろえます。管理画面を通じて、WindowsやMac、スマートフォンなど家族が持つ複数の端末を一元管理できます。
ブラウザでChatGPTを利用する際やAIに作業を任せる場面で、不審なリンクへの誘導や不正プログラムの実行を防ぎながら安全に作業を進められます。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、AIの回答や指示で動くエージェントの後ろに立ち、危ないリンクや怪しいプログラムを止めてくれる見張り番のような機能です。
AIが提示した危険なURLをうっかり開いたり、外部から不正なファイルを取り込んで動かしたりする事故を自動で防ぎます。
編集部の見方

セキュリティソフトの更新で、AIエージェントの行動監視まで前面に出してきた点に筆者は驚きました。対応は早いです。生成AIの利用が増えたとはいえ、家庭向け製品がここまで踏み込むのはかなり珍しい動きだと感じます。
一方、AI会話監視の対象が現状はWindows上のブラウザ版ChatGPTに限られるため、普段Macや別ツールを中心に使っている人なら月額475円の基本モデルで十分だと思います。
今後はAnthropicのClaudeや各社のエージェント機能への対応が広がるかどうかが分かれ目になりそうです。
誰に関係するか
業務で生成AIの回答や自律型エージェントを活用している人は、不審なリンクの踏み込みや不正プログラムの実行リスクを抑えて作業できるようになります。
出典: PR TIMES ↗/ ITmedia Mobileも報道




