
株式会社イグアス
株式会社イグアスは、神奈川県川崎市に本社を置く IT 商社・ソリューションプロバイダーである。IBM の VAD (Value Added Distributor) 事業を基盤に、Power Systems や IBM Storage を含むハードウェア、IBM Cloud や Data & AI などソフトウェア、関連サービスまでをワンストップで提供する。グループ売上は 400 億円超(導入事例公開情報)の規模で、IBM Champion 2026 認定者を 3 名抱える技術力が強み。2026 年 3 月には生成 AI 領域で IBM のエージェント駆動型開発ツール「IBM Bob」活用を支援する「イグアス AI 駆動型開発サービス -IBM Bob シリーズ-」を発表し、受託開発からコーチングまで 5 メニューを揃えた。IBM Watson を活用したクラウド型議事録支援「AI Minutes for Enterprise」は、全国の自治体として初めて青森県庁が導入したリファレンスを持つ。ディストリビューション、ソリューション、デジタルパワー、Web ビジネス、3D プリンター、自社オリジナル(リサイクルトナー「IGRIS」)の 6 領域で DX を後押ししている。
公式サイトで詳細を見る株式会社イグアスは、神奈川県川崎市を本拠とする IT 商社・ソリューションプロバイダーだ。IBM 製品の VAD (Value Added Distributor) 事業を中核に据えており、Power Systems や IBM Storage といったハードウェアから、IBM Cloud / Data & AI などのソフトウェアまで、IBM 製品のほぼ全ラインアップを取り扱う。代表取締役社長は矢花達也氏。親会社は IG ホールディングスで、グループ全体として国内 IBM エコシステムを支える役割を担ってきた。Facebook 上の導入事例情報によれば売上は 400 億円超とされており、IT 商社として中堅以上の規模に位置づけられる。
事業領域は大きく 6 つに分かれます。ディストリビューションは VAD として IBM ハードウェアの構成支援・技術検証を担う領域です。ソリューション事業では IBM ソフトウェア指定ディストリビューターとして IBM Cloud や Data & AI を扱いつつ、ISV 製品や自社開発のソリューションを織り交ぜて顧客の DX を後押しします。さらにデジタルパワーでは太陽光発電と連動するパワーコンディショナーや蓄電池を展開し、Web ビジネス、3D プリンター、自社オリジナル製品(リサイクルトナー「IGRIS」など)と裾野を広げている点も特徴的です。
生成 AI 領域での動きが目立つ。2026 年 3 月 2 日付の発表によれば、同社は IBM の AI エージェント駆動型開発支援パートナー「IBM Bob」を活用する包括サービス「イグアス AI 駆動型開発サービス -IBM Bob シリーズ-」を 3 月 24 日より提供開始した。アプリケーションのモダナイゼーション/マイグレーション、受託開発、IBM Bob で開発したアプリの保守・運用、コーチング(教育・トレーニング)、MONO-X の IBM Bob 活用支援ツールのサポートの 5 種類で構成される。AI ファーストな開発スタイルを企業内に定着させることを狙ったメニュー設計だ。
同社のクラウド型サービスで代表格となるのが「AI Minutes for Enterprise」である。IBM Watson の音声認識技術を活用した議事録作成支援ソリューションで、全国の自治体として初めて青森県庁が導入したリファレンスを持つ。会議体が多く議事録作成の負荷が現場担当に偏りがちな自治体において、音声からの文字起こしと編集・共有プロセスを一気通貫で完結させた事例として知られる。地方公共団体の業務効率化や、IBM Watson 系ソリューションを公的領域へ展開する先行モデルとなった案件です。
対応する業種・用途は幅広い。製造業のレガシーシステム(IBM i / AS/400 系)モダナイゼーション、流通・小売の基幹システム刷新、自治体・公共領域の議事録/文書 DX、印刷業界向けドキュメントソリューションといった領域に強みを持ちます。IBM i 環境を抱える企業や、IBM Watson を活用した自然言語処理を業務適用したい組織との親和性が高い。自社オリジナルのリサイクルトナー「IGRIS」は国内生産で品質管理を行い、印刷コスト削減と環境配慮を両立させたい総務・購買部門への訴求材料にもなっている。
こんな企業におすすめできる。レガシー IBM i 環境からの脱却を計画する中堅大企業、AI Minutes for Enterprise のように会議体の多い自治体・公共機関、そして生成 AI による開発生産性向上を IBM Bob で実現したい SIer や情報システム部門だ。Microsoft や AWS のみで完結するアーキテクチャを前提とする企業よりも、IBM スタックを活かして投資対効果を引き出したい組織の方が、当社の強みと噛み合いやすい。IBM Champion 2026 認定者 3 名を擁する社内体制も、技術検証段階での頼り甲斐に直結する要素である。
補助金活用については、公開情報の範囲では IT 導入補助金や ものづくり補助金 の認定支援事業者として登録されているか確認できなかった。ただし IBM Bob シリーズや AI Minutes for Enterprise は、DX 補助金やスマート自治体関連予算と組み合わせた導入提案が想定されるソリューションだ。具体的な補助金活用可否や対象範囲は、公式問い合わせ窓口経由で個別に確認するのが確実だろう。
IBM の AI エージェント駆動型開発支援ツール「IBM Bob」を活用する包括メニュー。アプリのモダナイゼーション/マイグレーション、受託開発、保守運用、コーチング(教育・トレーニング)、MONO-X の IBM Bob 活用支援ツールサポートの 5 種類で構成され、2026 年 3 月 24 日より提供開始した。
IBM Watson の音声認識技術を活用したクラウド型 AI 議事録作成支援ソリューション。会議音声から文字起こし、議事録の編集・共有までを一気通貫で完結させる。全国の自治体として初めて青森県庁が導入したリファレンスを持ち、自治体や会議体の多い組織の業務効率化に直結する。
IBM システム製品指定ディストリビューターとして、Power Systems や IBM Storage を含むハードウェアを扱う。構成支援、テクニカルサポート、稼働検証まで担い、パートナー企業の営業活動や提案力・技術力向上を後押しする付加価値型ディストリビューション体制を構築している。
IBM ソフトウェア指定ディストリビューターとして IBM Cloud や Data & AI など最新テクノロジーを含む製品の販売、構成支援、導入サポートを実施。ISV 製品との組み合わせや自社開発ソリューションも織り交ぜながら、企業の DX 推進を多面的に支援する。
IBM i や IBM Z 向けのプリンターから出力・管理ソフトウェアまで扱うドキュメントソリューションに加え、国内生産のリサイクルトナー「IGRIS」を自社オリジナル製品として展開。印刷コスト削減と環境配慮を両立した運用を企業の総務・購買部門へ提案する。
パワーコンディショナーや蓄電池を中心に、デジタル技術と太陽光発電を融合したスマートエネルギー領域のソリューションを展開。IT 領域に閉じず、企業の脱炭素や BCP 対策とも連携できる新規事業として注力分野に位置づけている。
Q. 株式会社イグアスとはどんな会社ですか?+-
神奈川県川崎市に本社を構える IT 商社・ソリューションプロバイダーで、IBM 製品の VAD (Value Added Distributor) 事業を基盤に、ハードウェアからソフトウェア、自社サービスまでをワンストップで提供する。生成 AI 領域では IBM Bob 活用支援や AI Minutes for Enterprise などを展開しており、グループ売上は 400 億円超とされる規模感を持つ。
Q. 対応している業種は?+-
製造業の IBM i 環境モダナイゼーション、流通・小売の基幹システム刷新、自治体・公共機関の議事録 DX、印刷業界向けドキュメントソリューションなどが中心です。IBM スタックを活用したい中堅・大企業や、生成 AI で開発生産性を上げたい SIer・情報システム部門との親和性が高い。
Q. 他社と比較した強みは?+-
IBM 製品の VAD として全 IBM ハード/ソフトを扱える幅広さに加え、IBM Bob や IBM Watson 系 AI を含む最新テクノロジーへの対応力が公開情報から読み取れる。IBM Champion 2026 認定 3 名を社内に抱える技術力も特徴だ。一方で、定量的なベンチマーク指標は公開情報の範囲では明確に提示されていない。
Q. 費用感は?+-
公式サイトに料金表は掲載されておらず、案件規模・対象製品・サービス内容により個別見積もりとなる見込みだ。IBM ハードウェア・ソフトウェアの調達コストに、AI 駆動型開発サービスや AI Minutes for Enterprise などの導入・運用支援費が組み合わさる構造のため、要件定義段階から個別に問い合わせるのが現実的である。
Q. 問い合わせ方法は?+-
公式サイト https://www.i-guazu.co.jp の問い合わせフォーム経由が基本となる。IBM Bob シリーズや AI Minutes for Enterprise など個別ソリューションについては、それぞれの製品ページから担当窓口への接続が案内されることが多い。代表電話や営業窓口の詳細は公式ページを参照すると確実です。
Q. IT 導入補助金 / ものづくり補助金 の認定支援機関ですか?+-
公開情報の範囲では、IT 導入補助金や ものづくり補助金 の認定支援事業者として登録されているか確認できなかった。補助金との組み合わせ提案が必要な場合は、公式問い合わせ窓口で個別に確認するのが確実だ。導入予定のソリューションが補助対象となるかについても同時に擦り合わせるのが望ましい。
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