
有限会社ゑびや
有限会社ゑびやは、三重県伊勢市の伊勢神宮内宮おはらい町で、食堂「ゑびや大食堂」と土産物店を営む創業100年以上の老舗である。1912年(大正元年)創業、明治期はうどん屋として営業しており、実質150年ほどの歴史を持つとされる。2012年に代表取締役へ就任した小田島春樹氏のもと、紙とそろばんの現場をデータ経営へ転換。翌日の来店客数を9割以上の精度で予測するAIや、通行者・入店者の属性と感情を読み取る画像解析AIカメラを自社開発し、地方零細店舗のDXモデルとして注目を集めました。2018年には飲食店・店舗向けクラウドサービスを開発する株式会社EBILABを設立し、KANSAI DX AWARD 2023ではグランプリを受賞しています。
公式サイトで詳細を見る有限会社ゑびや について
有限会社ゑびやは、伊勢神宮内宮の門前町・おはらい町に店を構える老舗である。本社所在地は三重県伊勢市で、業態は食堂「ゑびや大食堂」と土産物店「ゑびや商店」の運営。公的記録には大正7年「ゑびや西洋料理」として登場し、明治期にはうどん屋を営んでいたとされ、実質的には150年近い歴史を持つ門前店として知られています。 転機は2012年。大手通信会社で組織人事や事業立ち上げに携わっていた小田島春樹氏が、妻の実家であった同社へ参画し代表取締役に就任した。当時の店舗は売上・利益ともに振るわず、社内体制も決して良好とは言えない、地方中小企業に典型的な状況だったと語られています。飲食業から撤退してテナントビジネスへ転換する案も検討されたが、最終的に自社で再建する道を選び、その手段としてデータとITによる経営改革を採用した。 中核となったのが、自社開発の来店予測AIです。売上、天気、周辺の宿泊者数といった変数を組み合わせ、翌日の来店客数を9割以上の精度で予測する仕組みを構築。仕入れ・仕込み・人員配置の精度が向上し、食品ロスと機会損失の両方を抑え込む経営手法を確立した。さらに画像解析AIカメラを店頭に設置し、通行者数や入店者の属性、感情までを取得・分析することで、来街者特性に合わせた商品構成や接客導線の最適化を進めています。 小規模店舗で得られたこれらの知見を外販する受け皿として、2018年に株式会社EBILABを設立した。EBILABは飲食店や小売店舗向けのクラウドサービスを開発・販売・サポートする企業で、来客予測を主軸とするデータ分析プラットフォームを提供している。マイクロソフトの事例集「People who inspired us」に取り上げられるなど、海外からも参照されるDX事例として評価されました。 受賞歴も厚い。関西経済連合会が主催するKANSAI DX AWARD 2023では第1回グランプリを受賞し、地方老舗のDXモデルとして関西広域で表彰されている。経済産業省の流通・物流政策に関する有識者会議では「創業100年以上の地域老舗店DX」の事例として資料に掲載され、岩手県主催の「観光・サービス業におけるAI活用オンラインセミナー」には小田島社長が講師として登壇するなど、行政・業界からの引き合いも継続しています。 強みは、自店舗を実証現場とした「使われ続けるAI」の設計思想にある。導入だけで終わらず現場運用と効果検証を回し続ける姿勢が、汎用ベンダーには出しにくい肌感のあるノウハウとなり、観光・飲食・小売の中小事業者から参照される理由となっています。三重大学大学院 地域イノベーション学研究科の博士課程に学んだ代表自身が、学術的フレームと現場運用を往復させている点も特徴的だ。 こんな企業に向いている、と整理すると次のようになる。観光地・門前町・商店街など立地依存度が高い飲食/小売事業者、来店予測や仕入れ最適化を入口にデータ経営を始めたい中小企業、画像解析を用いた来街者分析・店頭マーケティングに関心がある事業者、そして「大手SaaSは過剰、Excelでは限界」という規模感の店舗運営者です。補助金活用については公開情報の範囲では明確な認定支援機関ステータスは確認できないため、IT導入補助金等の利用可否は個別に同社およびEBILABへ問い合わせるのが確実である。
得意分野
対応業種
提供サービス
伊勢神宮内宮おはらい町で、食堂「ゑびや大食堂」と土産物店を運営する。来店予測AIと画像解析AIを実装した自社店舗そのものが、DXのショーケースとして機能している。
売上、天気、周辺の宿泊者数などを変数として、翌日の来店客数を9割以上の精度で予測するAIを開発・運用。仕入れと仕込み、人員シフトの最適化に直結する形で店舗オペレーションに組み込まれている。
店頭カメラの映像から、通行者数、入店者の属性、感情などを解析するシステムを導入。来街者特性に応じた商品構成と接客設計の改善材料として活用されている。
2018年設立のグループ会社EBILABを通じ、来客予測を主軸とした飲食店・店舗向けクラウドサービスを開発・販売・サポート。自店舗で磨いた指標と運用設計を、他事業者向けプロダクトに落とし込んでいる。
岩手県主催「観光・サービス業におけるAI活用オンラインセミナー」への代表登壇、経済産業省の有識者会議資料への事例掲載など、行政・業界向けに知見を提供する取り組みも継続している。
よくある質問
Q. 有限会社ゑびや とはどんな会社ですか?
三重県伊勢市・伊勢神宮内宮おはらい町で、食堂「ゑびや大食堂」と土産物店を営む老舗です。1912年創業、明治期はうどん屋として営業しており、創業100年以上の歴史を持つ。2012年以降、来店予測AIや画像解析AIカメラを自社開発・運用し、地方零細店舗のDXモデルとして広く参照されている。
Q. 対応している業種は?
ゑびや自身は飲食・土産物販売を本業とするが、グループ会社EBILABを通じて飲食店・小売店舗向けのクラウドサービスを提供している。特に観光地立地の飲食店、門前町・商店街の小売、来店予測や来街者分析を必要とする中小サービス業との親和性が高いといえる。
Q. 他社と比較した強みは?
強みは、自店舗を恒常的な実証フィールドとして使い続けている点にある。来店予測9割以上という具体的な精度と、KANSAI DX AWARD 2023グランプリや経済産業省資料への事例掲載といった外部評価が積み上がっており、机上のSaaSではなく現場運用に根差したDXノウハウとして語られています。
Q. 費用感は?
ゑびや単体の食堂・土産物店としての価格は公式サイトを参照するのが確実である。AI・DXソリューションについては、グループ会社EBILABの飲食店・店舗向けクラウドサービスとして提供されており、公開情報の範囲では明確な価格表は確認できないため、用途と店舗規模に応じた個別問い合わせが推奨されます。
Q. 問い合わせ方法は?
店舗・観光利用に関する情報は、伊勢志摩観光ナビ等の公開ページから店舗詳細を確認するのが入口となる。AI・DX関連の相談やサービス導入の問い合わせは、グループ会社EBILABの公式サイト(ebilab.jp)経由で受け付けられている。直接の取材・講演依頼も同社窓口から行うのが一般的です。
Q. IT 導入補助金 / ものづくり補助金 の認定支援機関ですか?
公開情報の範囲では、有限会社ゑびや本体およびグループ会社EBILABが認定経営革新等支援機関等のステータスを保有しているかは確認できない。補助金活用を前提に検討する場合は、対象事業の要件と支援機関要否を、同社およびEBILABに個別に確認するのが確実である。
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