Kaedimとは
2D画像から高品質な3Dモデルを自動生成するAIサービス。手描きイラストや写真1枚から、ゲームエンジンや3D制作ソフトに即組み込める立体メッシュを短時間で出力できる。生成データはOBJ/FBX/GLB等の標準形式に対応し、UnityやUnreal Engine、Blenderなどの制作パイプラインへそのまま流し込める。専任モデラーを抱えにくいインディーゲームスタジオから、量産フェーズに入った中規模制作会社、メタバース・XRコンテンツ向け3Dアセットを大量に必要とするプロダクションまで、3D制作のボトルネック解消を狙う組織に向く。
主要機能
1. 画像→3Dメッシュ自動生成:1枚のコンセプトアートから、形状とシルエットを忠実に再現した立体メッシュを生成。従来人間のモデラーが数時間〜数日かけていた初期ブロックアウト工程を、1アセットあたり数十分〜数時間レベルに短縮できる。
2. AI+人間レビューのハイブリッド品質保証:AIで生成したメッシュをプロの3Dアーティストが最終チェック・補修してから納品する独自フロー。完全AI任せの競合と異なり、ゲーム本番で使えるトポロジー品質を担保する。
3. 標準フォーマット対応:OBJ・FBX・GLB等の主要形式で書き出し可能。Unity・Unreal・Blenderなど既存パイプラインへ追加工数なしで投入できる。
4. APIおよびチームワークフロー:エンタープライズ向けにAPI連携や複数人での発注管理に対応し、スタジオ規模での量産運用を想定した設計になっている。
編集部の検証メモ
公開情報と競合プラン (Meshy、Tripo、Luma Genie等) を比較検討した結果、Kaedimの差別化は「AI出力+人間アーティスト補正」のハイブリッド体制にある。完全自動の3D生成AIはトポロジーが乱れゲーム実装で再修正が発生しがちだが、Kaedimは納品時点で実用品質に整っている点が強み。一方、料金は公開されておらず商談ベースのため、個人開発者には参入障壁が高い。ROI試算では、外注3Dモデラー1体あたり3〜10万円・納期1週間が相場のところ、Kaedim運用なら1体あたりの単価・リードタイムを大幅に圧縮できる可能性があり、月10体以上の量産フェーズに入ったスタジオではコスト回収が見込みやすい。
想定ユーザー
向いている:ゲームスタジオ、アニメ・映像制作会社、メタバース/XRプロダクションなど3Dアセットを継続的に量産する組織。コンセプトアートから本番メッシュまでの工程を圧縮したいチームに最適。不向き:単発でフリー素材レベルの3Dが欲しい個人や、完全無料で試したいホビー用途。商談前提の料金体系のため、まず低価格な競合 (Meshy・Tripo等) で要件を固めてからの導入検討が現実的。


