Microsoft Security Copilotは、Microsoftが提供するセキュリティ運用とIT管理のための生成AIアシスタントです。Microsoft Defender、Entra、Intune、Purviewを横断するAIエージェントと、自然言語での対話を通じて、脅威の検出、調査、対応を速めます。
主な機能
- 調査と修復: インシデントの文脈を把握し、複雑なアラートをトリアージして実行可能な要約にまとめ、段階的な対応ガイダンスを示す
- スクリプトの作成とリバースエンジニアリング: クエリ言語のスクリプトを手で書いたり、マルウェアのスクリプトを読み解いたりする作業を自然言語で進められる
- 利害関係者向けレポート: 状況、未解決の課題、保護対策を報告先に合わせて簡潔にまとめる
- エージェント: フィッシングのトリアージ、脆弱性の修復、アラートのトリアージなどを担うMicrosoft製の組み込み型エージェントに加え、パートナー製のエージェントや、コード不要で自作できるエージェントも使える
- 製品との統合: Microsoft Sentinel、Defender、Intune、Entra、Purview、Defender for Cloudの中に組み込まれている
誰のどんな作業に効くか
大量のアラートの一次切り分けや報告書作成に追われるSOCやCSIRT、Microsoft製品でセキュリティ基盤を固めている情報システム部門に向いています。公式サイトでは、Defenderのフィッシングトリアージエージェントを使うSOCアナリストが、悪意のあるメールを最大550%高速に検出したという調査結果を紹介しています。公式サイトには日本語版があります。
料金と注意点
利用は、Security Copilotのワークロードを実行するコンピューティング能力をプロビジョニングするところから始まる使用量ベースの形で、Microsoft 365 E5にも組み込まれています。使用量に応じて費用が変わるため、事前に総額を見積もりにくい点には注意が必要です。Microsoft製品との連携が前提の作りなので、他社製品が中心の環境では活かしにくくなります。


