Prisma AIRSは、Palo Alto Networksが提供する、企業のAIアプリ、エージェント、モデル、データを開発から運用まで守るためのAIセキュリティプラットフォームです。AI資産の可視化、テストと態勢管理、実行時の防御という段階を一つの製品群でカバーします。

主な機能

AI Runtime Securityは、LLMを使うアプリへのプロンプトインジェクション、悪意あるコード、有害なコンテンツ、機密データの漏えい、リソースの過負荷、ハルシネーションなどを実行時に検知して止めます。判定にはPrecision AIエンジンが使われます。AI Red Teamingは、本物の攻撃者のように学習して振る舞うエージェントでAIアプリやモデルに自動のペネトレーションテストをかけ、多段の会話攻撃やマルチエージェント構成の検証にも対応します。AI Model Securityは、外部から取り込むモデルをローカルでスキャンし、改ざん、悪意あるスクリプト、デシリアライズ攻撃のリスクをデプロイ前に見つけます。Agent Securityは、エージェントの身元を確かめ、権限外の操作をリアルタイムで止めます。

提供形態

MCPを使うAI運用の保護や単体で動くPrisma AIRS MCP Server、Microsoft Foundryとの連携、コンテナやクラウド基盤に組み込めるマネージド型のAI Runtime Securityなど、提供形態の追加が続いています。日本法人のサイトにはAI Model Securityの日本語データシートが掲載されています。

料金と注意点

料金は公開されておらず、デモ依頼からの見積もりです。Palo Alto Networksの製品をすでに使っている企業ほど組み合わせやすい一方、AI利用がまだ小規模な組織には機能が多すぎる場合があります。