SD.Nextは、Stable Diffusionを土台にしたAI画像・動画生成用のサーバーアプリとWeb画面(WebUI)です。Automatic1111版のWeb UIのコードを出発点にしており、Apache-2.0のオープンソースとして無料で公開されています。
主な機能
生成はテキストからの画像・動画、画像からの画像・動画に対応し、Detailer、HiRes、インペイント、アウトペイントなどの編集、LoRA、ControlNet、IP-Adapterによる誘導、キャプション付け、タグ付け、アップスケール、補間、カラー化などの処理まで一つの画面で行えます。参照モデルの一覧から選ぶだけでダウンロードされ、自分で入れたモデルも自動で認識されます。
独自の量子化エンジンSDNQを使うと、画質への影響を抑えながらVRAMの使用量を最大4分の1まで減らせます。CPUとGPUのメモリを動的に振り分けるBalanced Offloadもあり、性能の低いPCでも大きなモデルを動かしやすくなっています。キャプションには25種類以上のLLM・VLMを内蔵しています。
対応環境と導入
NVIDIAのCUDA、AMDのROCmとZLUDA、Intel Arc、OpenVINO、DirectML、Apple SiliconのMPSに対応し、Windows、Linux、macOSで動きます。Dockerのレシピもあります。導入はgit cloneのあと、Linux/Macではwebui.sh、Windowsではwebui.batを実行します。インストーラーが環境を自動で判別し、依存関係の更新も行います。デスクトップとモバイルの画面があり、画面表示は約15言語に対応しています。
注意点
導入にはgitとコマンドの操作が必要です。機能と設定項目が多く、使い方はドキュメントや更新履歴、Discordで確認する形になります。


