Steelは、AIエージェントやアプリがWebを操作するためのオープンソースのブラウザAPIです。クラウド上のブラウザ群をAPIで制御でき、自動化の基盤を一から作らずにエージェント本体の開発に集中できます。

主な機能

Sessions APIを呼ぶだけでブラウザのセッションを起動でき、クライアントと同じリージョンなら平均1秒未満で始まります。1つのセッションは最大24時間動かせます。既存のPuppeteer、Playwright、Seleniumのコードは、接続部分を1行変えるだけでクラウド上で動きます。Cookieやローカルストレージを保存・再利用してログイン状態を引き継げ、Session Viewerで実行中や録画済みのセッションを見ながらデバッグできます。ページをMarkdown、PDF、スクリーンショットに変換するAPIもあります。PythonとNode.jsのSDKがあり、Browser UseやOpenAIのComputer Use、ClaudeのComputer Useと組み合わせるサンプルも公開されています。

自前での運用

ブラウザ部分はGitHubで公開されており、Dockerイメージを使って自分のサーバーやローカルで動かすこともできます。

料金

Launchは月$0で、初回のみ$30分のクレジットが付き、使った分だけ支払います。Scaleは月$250で、毎月$100分のクレジット、専用のSlackチャンネル、Enterprise SSO、HIPAA対応のBAAが付きます。大規模な同時実行が必要な場合はEnterpriseプランを相談できます。

注意点

CAPTCHAの自動処理やプロキシ、フィンガープリント管理といったボット検知への対策機能もあるため、対象サイトの利用規約に沿って使う必要があります。画面とドキュメントは英語です。