リード
Apifyは「コードを書かずに、あるいは数行のコードで」Webデータ収集と自動化を実現するクラウド型プラットフォーム。Actor Storeには2026年3月時点で1500以上の既製Actor(サーバーレスのスクレイパー/自動化スクリプト)が並び、ECサイトの価格監視、LinkedInのリード収集、SERP取得、競合分析など、B2Bのデータドリブン業務を即日立ち上げられる。マーケ・営業・SaaS開発者向け。
主要機能
1. 1500+ Actor Store:Google Maps/Amazon/LinkedIn/X等の人気ターゲット向けActorが揃い、URLとパラメータを入れるだけで実行。ゼロからスクレイパー開発する場合に必要な数日〜数週間の工数を、数分のセットアップに圧縮できる。 2. ノーコード × GPT統合:CSSセレクタ不要のAIスクレイピングが可能。非エンジニアでも構造化データを取得でき、社内のオペレーション部門に依頼していた手動コピペ作業を自動化。 3. スケジューラ&API/Webhook:定期実行、結果のJSON/CSV/Excel出力、Make・Zapier・n8n連携に対応。CRMやBIへ自動投入する継続パイプラインを構築可能。 4. プロキシ&Anti-blocking:データセンター/レジデンシャルプロキシ、ブラウザフィンガープリント回避が標準装備。自前でプロキシ調達する手間とコストを削減。
編集部の検証メモ
公開料金を整理すると、Free $0(毎月$5のプラットフォームクレジット付与)、Starter $39/月、Scale $199/月、Business $999/月、加えてCompute Unit従量課金($0.3〜/CU)という構成。OctoparseやBright Dataと比較すると、Apifyは「既製Actorの豊富さ+開発者向けSDKの併用」が差別化ポイントで、PoCから本番運用までの移行コストが低い。試算では、競合製品の月10万件スクレイピング相当(外注なら月15〜30万円)がScaleプラン$199(約3万円)+追加CU $50前後で収まるケースが多く、外注比で約80%のコスト削減が見込める。一方で日本語UIは未対応で、初期学習にややハードルがある点は留意。
想定ユーザー
価格監視・リード収集・競合データ取得を継続的に行うEC、SaaS、マーケ代理店、リサーチ会社に最適。一方、月1回の単発抽出しか必要ない小規模事業者や、日本語UIと電話サポートを必須とする非IT組織には、ノーコード特化の国産ツール(Octoparse日本版等)の方が向く。


