Traceforceは、社員のPCなどの端末上で動くAIアプリやエージェントの動きを把握し、危険な操作を止めるAIセキュリティ・制御プラットフォームです。ブラウザのAIだけでなく、デスクトップアプリやCLIのエージェントまで端末側で監視する点を打ち出しています。

主な機能

  • AI利用の棚卸し: 社員ごとに使っているAIアプリやMCPを一覧化し、公式は30分以内に全体像を出せるとしている
  • 危険な操作の停止: MCPからCLIまでのツール呼び出しを追跡し、危ない操作が実行される前に止める
  • TraceGraph: プロンプト、ツール呼び出し、推論、結果までをたどれるインシデント分析
  • 自動修復: スクリプトを書かずに端末上のAIパッケージをポリシーに沿って自動で修正し、監査ログを残す
  • MCPの管理: 審査済みMCPコネクタのライブラリで可視化と制御を行い、悪意のあるMCPは検出して隔離する

導入と料金

JamfやJumpCloud、NinjaOne、IruといったMDMと連携し、既存のIT管理ツール経由で配布します。公式は15分以内のセルフサーブ導入をうたっており、無料トライアルも用意されています。料金は規模に応じて拡張できる体系とされていますが、具体額は問い合わせが必要です。オープンソースのMCPスキャナーも公開しています。

誰に向くか

社員がAIエージェントやMCPを業務で使い始め、何がどこで動いているかを把握しきれていない企業の情報システム部門やセキュリティ担当者に向きます。MDMで端末を管理していることが前提になる点は、導入前に確認しておきたいところです。