エージェントフック (Hooks)
読み: えーじぇんとふっく
最終更新: 2026-08-01・AI PICKS編集部
定義
エージェントフックとは、AIエージェントが特定の処理(ツール呼び出し前後や応答生成前後など)を行うタイミングで、任意のコードや検証処理を自動的に差し込める拡張の仕組みのこと。
エージェントフック (Hooks)とは — 詳しく解説
エージェントフックは、Claude CodeやCursorなど主要なAIコーディングエージェントで採用が進む拡張機構で、ツール実行前後やセッション開始・終了などのライフサイクルの節目にスクリプトを差し込める点が業界標準の定義とされる。ログ記録、危険なコマンドのブロック、コード整形の自動実行など、エージェント本体を改造せずに挙動を制御できるのが利点とされる。一方で2026年時点の実運用では、フックの条件分岐が複雑化してデバッグしづらくなる、フック自体のバグがエージェント全体を止めてしまう、といった落とし穴が指摘されている。導入コストは小規模なら数時間程度で始められるが、チーム全体の標準フックセットを整備する場合は相応の工数がかかるとされ、現場での選び方としては、まずログ・通知系の低リスクなフックから試し、実行ブロック系は十分な検証後に本番導入するという段階的な進め方が広く推奨されている。
エージェントフック (Hooks)の使用例
- PreToolUseフックで rm -rf 等の危険なコマンド実行を検知しブロックする設定例。
- PostToolUseフックでコード編集の直後に自動でlintとフォーマッタを走らせる設定例。
エージェントフック (Hooks)に関連するAIツール
関連用語
「AIエージェント」の他の用語
目標を渡すと 自律的に計画 + 行動を繰り返す AI。 単なる対話を超えて タスクを完遂する。
ReAct とは、 LLM に 推論 (Reasoning) と 行動 (Acting) を 交互に繰り返させ、 ツールを使いながら答えに辿り着かせる エージェント設計手法のこと。
MCPとはAIモデルが外部ツールやデータソースと統一的な方法で連携するためのオープンプロトコルのこと。Anthropicが2024年11月に公開した。
Function Callingとは、LLMが外部の関数やAPIを呼び出すための構造化データを生成し、自律的にツールを使えるようにする仕組みのこと。
ヒューマン・イン・ザ・ループとは、AIの判断プロセスに人間が介入・確認する仕組みのこと。AIが出力した結果を人間がレビューし、承認・修正・却下を行うことで精度と安全性を担保する。
Computer Useとは、AIがスクリーン認識・マウス・キーボード操作を通じてコンピュータを人間のように自律的に操作する技術のこと。
AI用語辞典をすべて見てみませんか
12カテゴリ・1313語以上を体系的に整理しています
辞典トップへ