定義
自動運転レベル4とは、特定条件下でシステムが運転を完全に代行し、緊急時もドライバー介入を必要としない自動運転区分のことである。
自動運転レベル4 (道路交通法)とは(詳しく解説)
自動運転レベル4は、SAE(自動車技術者協会)が定めるレベル分類で、限定された運行設計領域(ODD)内であれば、システムが認知・判断・操作の全てを担い、ドライバーの介入を前提としない自動運転区分を指す。日本では道路交通法・道路運送車両法の改正により、特定条件下での公道走行が制度上は認められているが、対象地域や天候・速度などのODDは個別許可ごとに厳格に限定されるとされる。2026年時点の実運用では、対象エリアが限定地域の低速シャトルや特定路線バスにとどまるケースが多く、全国どこでも走れる汎用サービスとはまだ言えない状況が続いているとされる。現場でシステムを選ぶ際は、ODDの広さだけでなく、悪天候時のフォールバック体制や遠隔監視の有無、事故時の責任分担ルールが整理されているかが判断材料になる。コスト面ではセンサー(LiDAR等)や地図整備、遠隔監視体制への投資が重く、導入・運用の相場感は用途や地域によって大きく変動するため、個別見積もりでの比較が実務上は欠かせない。
自動運転レベル4 (道路交通法)の使用例
- 自社エリアの自動運行バスがレベル4に該当するか、国交省の許可区分を確認する際に使う用語として。
- 『レベル4の車両を試験導入したい』という相談で、ODD設定の法的要件を整理する際に使用。