ファイルシステム外部記憶 (Filesystem as Context)
読み: ふぁいるしすてむがいぶきおく
最終更新: 2026-07-29・AI PICKS編集部
定義
ファイルシステム外部記憶とは、AIエージェントが長期的な文脈やタスク状態をファイルとして外部に保存し、必要な時だけ読み込んで参照する設計手法のこと。
ファイルシステム外部記憶 (Filesystem as Context)とは — 詳しく解説
LLMのコンテキストウィンドウには上限があるため、会話履歴やツール出力をすべてプロンプトに詰め込むと処理コストが増大し応答精度も落ちるとされる。ファイルシステム外部記憶は、この問題に対して長期情報をテキストファイルやJSONとしてディスクに退避し、エージェントが必要なタイミングでファイル読み込みツールを使って参照する設計パターンを指す。Manusをはじめとするコーディングエージェント系のツールで採用例が広がっているとされ、2026年時点の実運用ではスクラッチパッドやTODOリスト、進捗ログをファイル化してセッションをまたいで引き継ぐ構成が現場でよく使われる。選び方としては、ベクトルDBを使うRAGより構築コストが低く小規模チームでも導入しやすい一方、ファイル数が増えるとインデックス管理や検索精度の設計が別途必要になる点がコスト面での落とし穴として挙げられる。
ファイルシステム外部記憶 (Filesystem as Context)の使用例
- 進捗をprogress.mdに書き出し、次のセッション開始時にまずそのファイルを読み込ませる。
- 大量のツール出力はサマリだけ本文に残し、詳細はlogs/配下のファイルに保存して後から参照する。
ファイルシステム外部記憶 (Filesystem as Context)に関連するAIツール
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