Kiro (仕様駆動型AI IDE)
読み: きろ
最終更新: 2026-08-15・AI PICKS編集部
定義
Kiroとは、AWSが提供する仕様駆動型のAIエージェントIDEのことで、要件定義書や設計書を先に生成し承認を得てからコードを書く開発フローが特徴。
Kiro (仕様駆動型AI IDE)とは — 詳しく解説
Kiroは、AWSが2025年7月に発表し2026年3月に一般提供を開始した、仕様駆動型のAIエージェントIDEである。プロンプトから直接コードを生成する「vibe coding」への反省から、要件定義書・設計書・タスクリストを先に自動生成し、開発者が承認してからコード実装に進む3段階のワークフローを特徴とする。基盤はVS Codeと同じオープンソースのCode OSSで、Open VSX互換の拡張機能が利用できる。料金は無料枠(50クレジット)に加え、Pro/Pro+/Pro Max/Powerの月額プランとクレジット追加購入で構成される従量制に近い体系で、2026年時点の実運用では大規模プロジェクトほどクレジット消費が読みにくくコスト管理が課題になりやすいとされる。現場での選び方としては、素早い試作にはCursorやGitHub Copilotのような軽量な支援ツールが向き、仕様のレビュー工程をチーム開発プロセスに組み込みたい場合にKiroの相場感と仕様駆動フローが向くとされる。
Kiro (仕様駆動型AI IDE)の使用例
- 「ECサイトに決済機能を追加して」と入力すると、Kiroはまず要件定義書と設計書を提示し、承認後にタスク単位でコード実装を進める。
- 既存コードベースにKiroを接続すると、仕様書のない実装差分を検出し、後追いでspecドキュメント化を提案する。
Kiro (仕様駆動型AI IDE)に関連するAIツール
Kiro (仕様駆動型AI IDE)の関連記事
関連用語
「AIエージェント」の他の用語
目標を渡すと 自律的に計画 + 行動を繰り返す AI。 単なる対話を超えて タスクを完遂する。
ReAct とは、 LLM に 推論 (Reasoning) と 行動 (Acting) を 交互に繰り返させ、 ツールを使いながら答えに辿り着かせる エージェント設計手法のこと。
MCPとはAIモデルが外部ツールやデータソースと統一的な方法で連携するためのオープンプロトコルのこと。Anthropicが2024年11月に公開した。
Function Callingとは、LLMが外部の関数やAPIを呼び出すための構造化データを生成し、自律的にツールを使えるようにする仕組みのこと。
ヒューマン・イン・ザ・ループとは、AIの判断プロセスに人間が介入・確認する仕組みのこと。AIが出力した結果を人間がレビューし、承認・修正・却下を行うことで精度と安全性を担保する。
Computer Useとは、AIがスクリーン認識・マウス・キーボード操作を通じてコンピュータを人間のように自律的に操作する技術のこと。
用語がわかったら、次はツール選び
12カテゴリ・1518語以上を体系的に整理しています