OECD AI原則
読み: おーいーしーでぃーえーあいげんそく
最終更新: 2026-07-21・AI PICKS編集部
定義
OECD AI原則とは、2019年にOECDが採択したAI開発・運用の国際指針で、人間中心の価値観や透明性、説明責任などを定めた原則群のことである。
OECD AI原則とは — 詳しく解説
OECD AI原則は2019年5月にOECD理事会で採択され、日本を含む加盟国および非加盟国が支持する、AIの設計・開発・運用に関する初の政府間合意とされる。包摂的成長、人間中心の価値観、透明性・説明可能性、頑健性・安全性、アカウンタビリティの5つの価値ベース原則と、各国政府に向けた政策提言から構成され、EUのAI法やG7広島プロセスなど後続の規制枠組みの土台になったとされる。ただし原則自体に法的拘束力はなく、罰則規定も存在しないため、実運用では「原則を守っている」ことの証明手段が企業ごとにばらつく点が落とし穴になりやすい。2026年時点では、AI法やISO/IEC 42001などの認証取得と紐づけて社内ガイドラインに落とし込む企業が増えているが、現場では監査対応やドキュメント整備にかかる人的コストが軽視されがちで、担当者の相場感として数百万円規模の外部コンサル・認証取得費用がかかることも珍しくないとされる。選定時は、抽象的な原則文をそのまま社内規程にせず、業種別の具体的なチェックリストに翻訳できるかどうかを基準にするのが実務的とされる。
OECD AI原則の使用例
- 社内AI利用ガイドラインをOECD AI原則の5原則に沿ってチェックしてほしい、とAIアシスタントに依頼するプロンプト例。
- 新規AI機能の公開前にOECD AI原則のうち透明性とアカウンタビリティの観点だけをレビューしてほしい、と依頼する使い方。
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関連用語
「法規制・倫理」の他の用語
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