
【2026年最新】CapCut AI完全ガイド|使い方・料金・無料でできることを徹底解説
「動画を作りたいけど、編集スキルも機材もない」——その悩みを数年で解決してしまったのが CapCut(キャップカット)です。
ByteDance(TikTokの親会社)が2020年にリリースして以来、全世界で数億人が使う動画編集アプリに成長しました。特に2024年以降はAI機能が急速に充実し、自動字幕生成・AI音声ナレーション・背景自動削除・テキストから動画生成まで、ほぼ無料で使えるレベルになっています。
この記事では、CapCut AIの全機能・料金プラン・競合との違いを2026年4月時点の最新情報でまとめます。
この記事でわかること
- CapCut AIの主要AI機能と使い方
- 無料・Standard・Proの料金プランの違い
- 自動字幕・AI動画生成・音声生成の具体的な使い方
- Runway・DaVinci Resolve・Adobe Premiere等との比較
- CapCut Proは本当に必要か?という正直な答え
30秒で結論
- 無料版でも十分強力。 自動字幕、AI音声、背景削除など主要AI機能は無料で使える
- 有料はPro一択。 $19.99/月(年払いで$15/月相当)で4K・透かしなし・全AI機能が解放
- SNS動画なら最強ツール。 TikTok・Reels・Shortsに最適化されたテンプレートとAIが強み
- ガチ編集には物足りない。 シネマ品質や本格カラーグレーディングはDaVinci/Premiereのほうが上
- ByteDance製のデータ懸念。 中国系企業への個人情報提供を気にする場合は代替ツールを
CapCut AIとは?世界数億人が使う動画編集アプリ

CapCutは2020年にByteDanceがリリースした無料動画編集アプリです。TikTokとの相性の良さ、直感的なUI、豊富なAI機能によって急速に普及し、2024年時点でスマートフォンアプリとデスクトップ版あわせて世界有数のダウンロード数を記録しています。
もともとはモバイル向けのシンプルな編集アプリでしたが、現在はPC版(Windows・Mac)も充実しており、短尺動画から長尺の本格コンテンツまで対応できるほどになりました。
CapCut AIが他の動画編集ツールと違う点
CapCut AIの最大の特徴は「AIが編集の手間を肩代わりしてくれる設計」にあります。
1. すべてがワンアプリで完結する 字幕生成・音声合成・背景削除・動画生成・テンプレート適用を、別ツールに移動せず一つのアプリ内で行えます。Premiere ProやDaVinci Resolveでは複数のプラグインや外部ツールが必要な処理を、CapCutはシームレスにつなぎます。
2. 無料でも主要AI機能が使える 後述する料金プランで詳しく説明しますが、CapCutの無料版は他社の有料プランと比べても遜色のないAI機能を提供しています。月課金なしでAI字幕・AI音声・背景削除が使える点は、個人クリエイターにとって大きなメリットです。
3. SNSプラットフォームとの最適化 TikTok・Instagram Reels・YouTube Shortsのアスペクト比・テンプレート・トレンドエフェクトが随時アップデートされます。これはTikTokと同じByteeDance傘下であることの直接的なメリットです。
CapCut AIの主要機能一覧
| カテゴリ | 機能名 | 無料版 | Pro版 |
|---|---|---|---|
| 字幕・テキスト | AI自動字幕生成 | ✅ | ✅ |
| 音声 | AIテキスト読み上げ(TTS) | ✅(制限あり) | ✅ 無制限 |
| 音声 | AIボイスチェンジャー | ✅ | ✅ |
| 背景 | AI背景削除 | ✅ | ✅ |
| 動画生成 | テキスト→動画(AI Video) | ✅(月5回等制限) | ✅ 多数 |
| 編集補助 | スマートカット(無音削除) | ✅ | ✅ |
| 補正 | AIカラー補正 | ✅ | ✅ |
| 高画質化 | AIアップスケール(4K) | ❌ | ✅ |
| アバター | AIアバター動画 | ❌ or 制限 | ✅ |
| エクスポート | 4K出力・透かしなし | ❌(1080pまで) | ✅ |
| ストレージ | クラウドストレージ | 最小 | 1TB |
CapCut AIの全機能を詳しく解説
1. AI自動字幕生成(Auto Captions)
CapCutの最も人気の高いAI機能です。動画内の音声をAIが自動認識して字幕テキストに変換します。精度は高く、日本語・英語・スペイン語など多言語に対応しています。
使い方:
- 動画素材を読み込む
- タイムライン上部「テキスト」→「自動字幕」をタップ
- 言語を選んで「生成」
- 30秒前後で字幕トラックが自動追加される
生成された字幕は色・フォント・アニメーションを自由に編集できます。TikTokでよく見る「カラフルなポップアップ字幕」もテンプレートから1クリックで適用できます。
2. AI音声生成(Text-to-Speech)
テキストを入力するだけで、自然な音声ナレーションを生成します。「画面に顔を出したくない」「ナレーターを雇えない」という状況で非常に有効です。
日本語音声も複数キャラクターから選択可能で、男性・女性・子供・ロボット風など多彩なスタイルがあります。無料版でも一定量は使用でき、Proに移行すると生成数の制限がなくなります。
3. AI背景削除(Background Remover)
動画または画像から背景を1クリックで自動削除します。グリーンスクリーン(クロマキー)なしで人物だけを切り抜けるため、自宅撮影でもスタジオ品質の合成が可能です。
精度は実用レベルで、髪の毛の境界線も比較的きれいに処理されます。切り抜いた人物に別の背景画像・動画・ぼかし効果を合成できます。
4. テキストから動画生成(AI Video Generator)
テキストプロンプトを入力すると、AIが映像クリップを生成します。「夕暮れの海岸を歩く人物」「未来都市の空撮映像」などのプロンプトで短い動画が生成されます。
無料版では月あたりの生成回数に制限がありますが、Proでは大幅に緩和されます。RunwayやSoraと比較するとクオリティは若干落ちますが、テキスト字幕や音楽と組み合わせたSNS向け動画なら十分実用的です。
5. スマートカット(Smart Cut)
動画内の無音・沈黙部分をAIが自動検出して削除します。「えー」「あー」などの口癖も除去できるオプションがあります。長時間の収録素材から要点だけを自動で抽出するのに便利です。
インタビュー動画・ポッドキャスト・オンライン授業の編集では、手動カットの時間を約80%削減できると言われています。
6. AIアバター(AI Avatar)
自分の顔・声を学習させたデジタルアバターが代わりに動画を喋ります。また、CapCutが提供する70種類以上のプリセットアバターを使って、顔出しせずにAIアバター動画を作ることも可能です。
主にビジネス説明動画・eラーニング・マーケティング動画で活用されています。
CapCut AIの料金プラン|無料・Standard・Proを徹底比較

2026年4月時点のCapCutの公式料金プランは以下の3種類です。
無料プラン(Free):$0/月(永久無料)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | $0 |
| エクスポート画質 | 最大1080p |
| 透かし | あり(一部コンテンツ) |
| AI字幕 | ✅ |
| AI音声(TTS) | 制限あり |
| AI背景削除 | ✅ |
| AI動画生成 | 月数回まで |
| クラウドストレージ | 最小 |
無料版は驚くほど機能が充実しています。日常的なSNS動画制作であれば、無料版で事足りるケースがほとんどです。
Standardプラン:$9.99/月(約¥1,500/月)
無料版に加えて「透かし削除」と「追加テンプレート・エフェクト」が解放されます。ただしモバイル(スマートフォン)のみ対応で年払いプランは存在しません。4KエクスポートやフルAIツールキットはこのプランでも使えないため、コストパフォーマンスはあまり高くありません。
Proプラン:$19.99/月 または $179.99/年(約¥3,000/月 または 約¥27,000/年)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額(月払い) | $19.99(約¥3,000) |
| 月額(年払い換算) | $15.00(約¥2,250) |
| エクスポート画質 | 最大4K + HDR |
| 透かし | なし |
| AI機能 | フルアクセス |
| クラウドストレージ | 1TB |
| 対応プラットフォーム | スマホ + PC |
| チームコラボ | ✅ |
年払いにすると月15ドル相当(約¥2,250)になり、実質3ヶ月分無料です。本格的に動画制作する場合はProの年払いが最もコスパが良い選択です。
どのプランを選ぶべき?
- 個人・趣味・SNS用途 → 無料版で十分。まずは試してから判断する
- 仕事での動画制作・透かしが邪魔 → Pro年払い一択
- Standardは割高 → Freeから直接Proへアップグレードするのが合理的
CapCut AIを使ってみた|始め方から実際の操作まで

インストールと初期設定
CapCutは以下のプラットフォームで利用できます。
【スマートフォン】
iOS: App Store で「CapCut」を検索
Android: Google Play で「CapCut」を検索
【PC / Mac】
https://www.capcut.com からデスクトップアプリをダウンロード
または Web版(ブラウザ)で直接使用可能
アカウント作成はメール・Google・TikTokアカウントで連携できます。インストール完了後、メイン画面から「新しいプロジェクト」を作成して動画素材をインポートするだけで編集が始められます。
AI自動字幕を追加する手順(PCデスクトップ版)
- プロジェクトに動画をインポートし、タイムラインに配置する
- 左パネルから「テキスト」タブを選択
- 「自動字幕」をクリック
- 音声の言語(日本語 / 英語等)を選択
- 「生成」ボタンをクリック
- AIが音声を解析し、30〜60秒で字幕トラックが自動生成される
- 字幕をクリックして文字・色・フォント・アニメーションを調整
誤認識があった場合はテキストを直接編集できます。字幕全体のスタイルを一括変更するオプションもあります。
AI音声ナレーションを追加する手順
- タイムライン上の空白クリップまたは「テキスト」タブへ
- 「テキスト読み上げ」を選択
- ナレーション原稿テキストを入力
- 音声キャラクター・速度・ピッチを選択
- 「生成」ボタンで音声クリップが自動生成
- タイムライン上の音声トラックに配置して完成
スマートカットで無音を自動削除する手順
タイムライン上の動画クリップを選択
→ 上部メニュー「スマートツール」
→「スマートカット」
→「無音を削除」または「フィラーワードを削除」を選択
→ 閾値(無音として認識する秒数)を設定
→「適用」ボタンでワンクリック編集完了
インタビュー動画や解説動画で「えーっと」「あのー」などが多い場合は、フィラーワード削除機能で大幅に視聴品質が上がります。
TikTok・Reels向けテンプレートを使う手順
- メイン画面から「テンプレート」タブを開く
- カテゴリ(旅行・グルメ・ビジネス等)でフィルター
- 気に入ったテンプレートを選んで「使う」
- 素材(写真・動画)を指定枠に当てはめる
- テキストを編集してエクスポート
テンプレートを使えば、動画編集の知識がゼロでも3〜5分でSNS投稿用の動画が完成します。
CapCut AI vs 競合ツール比較

CapCut vs Runway AI
| 比較項目 | CapCut | Runway |
|---|---|---|
| 主な用途 | 動画編集 + 簡易AI生成 | 高品質AI動画生成 |
| 無料プラン | あり(高機能) | あり(制限大) |
| 有料プラン | $19.99/月 | $15〜$95/月 |
| AI動画品質 | 普通〜良 | 非常に高い(映画品質) |
| 字幕・音声機能 | 非常に充実 | 限定的 |
| テンプレート | 豊富(SNS特化) | 少ない |
| 学習コスト | 低い | 中程度 |
| 向いている用途 | SNS・日常動画編集 | 高品質映像制作 |
結論:SNS動画ならCapCut、映画品質を求めるならRunwayという棲み分けが明確です。
CapCut vs DaVinci Resolve
| 比較項目 | CapCut | DaVinci Resolve |
|---|---|---|
| 価格(基本) | 無料 | 無料(Studio版$295一括) |
| 対象ユーザー | 初心者〜中級者 | 中級〜プロ |
| AI機能 | 非常に充実 | Studio版で高性能 |
| カラーグレーディング | 基本的 | 業界最高水準 |
| 音声編集(Fairlight) | 基本的 | 本格的 |
| 動作の重さ | 軽い | 重い(GPU必要) |
| テンプレート | 豊富 | 少ない |
DaVinci Resolveは映像編集のプロ仕様ツールで、カラーグレーディングや音響編集はCapCutの比ではありません。ただし学習コストが高く、PCスペックも要求されます。「本格映像制作をしたい」ならDaVinci、「すぐ使えてSNSに投稿したい」ならCapCutが最適解。
CapCut vs Adobe Premiere Pro
| 比較項目 | CapCut | Adobe Premiere Pro |
|---|---|---|
| 価格 | 無料〜$19.99/月 | $22.99/月〜 |
| AI機能 | 自社AI(充実) | Adobe Sensei(Speech to Text等) |
| After Effects連携 | なし | あり(モーショングラフィックス) |
| プロ向け機能 | 限定的 | 非常に充実 |
| モバイル版 | 充実 | 限定的 |
| 初心者向け | 非常に使いやすい | 学習コスト高 |
Adobe Premiereは映像制作のプロが使う業界標準ツールです。After EffectsやPhotoshopとの連携、高度なエフェクト、本格的なオーディオミキシングが必要な場合はPremiereを使うべきです。逆に「社内の説明動画を手軽に作りたい」「SNSコンテンツを量産したい」という用途ではCapCutのほうが圧倒的に効率的です。
CapCut vs Descript
| 比較項目 | CapCut | Descript |
|---|---|---|
| 主な強み | 動画編集全般 | トランスクリプト編集 |
| 字幕・書き起こし | 高精度AI | 業界最高水準 |
| 価格 | 無料〜$19.99/月 | $24/月〜 |
| ポッドキャスト編集 | 基本的 | 専門特化 |
| テキスト削除で動画編集 | なし | あり(独自機能) |
Descriptはテキストを削除するだけで該当部分の動画が削除される革新的な編集方法が特徴です。ポッドキャスト・インタビュー動画のコンテンツ編集ならDescriptが上。ただし、価格は高めでCapCutの動画編集全般のカバレッジには及びません。
CapCut AIのよくある質問
Q. CapCutは日本語に対応していますか?
はい、CapCutのアプリUI・AI字幕生成・テキスト読み上げ(TTS)はすべて日本語に対応しています。AI字幕の日本語認識精度は高く、一般的な解説動画やインタビュー動画であれば約90%以上の精度で正確に書き起こされます。ただしアクセントの強い方言や専門用語は一部誤認識が発生することがあります。
Q. CapCut無料版の透かし(ウォーターマーク)は必ず入りますか?
すべての動画に入るわけではありません。CapCut標準の編集で作成した動画には透かしが入りませんが、一部の「Pro専用テンプレート」や「Proエフェクト」を使用した場合に透かしが入ります。Proプランにアップグレードするか、無料テンプレート・エフェクトのみを使用すれば透かしなしでエクスポートできます。
Q. CapCutはPCでも使えますか?
はい、WindowsとMac両方のデスクトップアプリが提供されています。また、ブラウザからアクセスできるWeb版も存在し、インストール不要で利用できます。PCデスクトップ版はモバイル版より大きな画面で細かい編集がしやすく、長尺動画の制作に向いています。
Q. CapCutはByteeDance(中国企業)のサービスですが、プライバシーは大丈夫ですか?
TikTok同様、ByteDance製のサービスに対してはデータプライバシーに関する懸念が存在します。実際に一部の国や企業では業務利用を制限している例もあります。個人利用で一般的なコンテンツを扱う場合はリスクは限定的ですが、機密性の高い業務動画・個人情報が含まれる動画には使用しないことを推奨します。プライバシーが最優先の場合は、DaVinci Resolve(オフライン動作可能)などを選択肢に加えてください。
Q. CapCut Proは本当に必要ですか?
個人・SNS用途であれば、多くのケースで無料版で十分です。以下の場合はProへのアップグレードを検討してください。
- 4K動画でのエクスポートが必要
- Pro限定テンプレートを透かしなしで使いたい
- AI動画生成・AIアバターを大量に使いたい
- 1TB以上のクラウドストレージが必要
- チームで共同編集したい
年払い($179.99/年、約¥27,000/年)なら月あたり約¥2,250とコスパも悪くありません。
Q. CapCutのAI動画生成(テキストから動画)の品質はどれくらいですか?
RunwayやSoraと比較すると映像品質は劣りますが、SNS向けの短尺コンテンツ・Bロール素材の補完・プレゼン動画のイメージ映像程度なら実用レベルです。2026年時点でもAI動画生成機能は進化を続けており、定期的なアップデートで品質が向上しています。高品質な映画・CM品質の動画を生成したい場合はRunway AI(詳細はこちら)やSoraを使うことをおすすめします。
Q. CapCutのAI自動字幕は複数言語に同時対応できますか?
1回の生成処理では1言語のみです。ただし、日本語音声から日本語字幕を生成したあと、翻訳機能を使って英語字幕に変換するという2ステップで多言語字幕を追加できます。完全な多言語同時字幕には対応していませんが、言語ごとに字幕トラックを追加する運用で対応可能です。
