
【2026年最新】Codeium完全ガイド|使い方・料金・無料で使える機能とWindsurf移行を解説
「AIコード補完ツールを無料で使いたい」と調べると必ず上位に出てくるのがCodeiumです。個人向け完全無料、70以上のプログラミング言語対応、40以上のIDEをサポートというスペックで、リリース以来数百万人の開発者に使われています。
ただし2025年〜2026年にかけて、Codeiumのブランド・製品戦略が大きく変わりました。本記事では、Codeiumの現在の料金体系・機能・使い方と、Windsurfへのリブランドがユーザーに何を意味するのかを整理します。
この記事でわかること
- Codeiumの料金プラン(無料・Team・Enterprise)の詳細
- Codeium拡張機能でできること、できないこと
- VS Code / JetBrains での導入手順
- 2026年時点でのWindsurfとの関係と移行の考え方
- GitHub Copilot・Cursorとの機能・料金比較
30秒で結論
- 個人開発者でコスト0にしたい → Codeium無料プランで十分スタートできる。補完精度も高い
- チームで導入したい → Team $15/ユーザー/月。管理機能・自社コードのプライバシー保護あり
- IDE内でエージェント型AIを使いたい → Windsurf IDE(旧Codeiumのフラッグシップ製品)が現在の本命
- すでにGitHubを使っている → GitHub Copilotとの比較は後述。Codeiumは無料で使える分試しやすい
- JetBrains / Vim / Neovim使いで複数IDE派 → Codeiumの対応範囲が最も広い
Codeiumとは? 無料コード補完AIの定番

Codeiumは、AIによるコードの自動補完・生成・チャット機能を提供するツールです。開発元はCognition(旧社名:Exafunction)で、2022年にリリースされました。
最大の特徴は個人利用が永久無料という点です。GitHub CopilotやCursorが有料を前提にした設計なのに対し、Codeiumは「開発者全員がAI支援を受けられるべき」という思想でスタートし、無料ユーザーでも使用回数制限なしでコード補完が使えます。
主な機能
- オートコンプリート(インライン補完):コードを書いている最中にリアルタイムで次の行・ブロックを提案
- チャット(Codeium Chat):コードについてAIに質問、リファクタリング依頼、バグ説明
- コマンド(Ctrl+I):選択したコードに対して「テストを書いて」「コメントを追加して」などをワンショットで実行
- コンテキスト認識補完:リポジトリ内の他ファイルも参照した上で補完を生成
- 70以上の言語対応:Python, TypeScript, Go, Rust, Java, Ruby, PHP, Swift, Kotlin など主要言語すべて
- 40以上のIDE対応:VS Code, JetBrains系, Vim, Neovim, Emacs, Xcode, Eclipse など
2026年時点の位置づけ
2025年末〜2026年にかけて、Codeium社は「Windsurf」ブランドへのリブランドを進めています。Windsurfは同社が開発したAI IDE(統合開発環境)で、Codeium拡張機能の上位版として位置づけられています。
現在は「Codeium拡張機能」として既存のIDEに導入する方法と、「Windsurf IDE」として全部入りの環境を使う方法の2つが存在します。
Codeiumの料金プラン(2026年最新)
Codeiumには現在3つのプランがあります。
| プラン | 料金 | 対象 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| Individual(無料) | $0/月 | 個人開発者 | コード補完・チャット無制限 |
| Team | $15/ユーザー/月 | 5人以上のチーム | プライバシーモード・管理者機能・SSO |
| Enterprise | 要問い合わせ | 大企業 | オンプレミス・カスタムFIM・監査ログ |
無料プランでできること
無料プランは使用回数に上限なしで以下の機能が使えます:
- インライン補完(毎日・何回でも)
- Codeium Chatでコードについての質問
- コマンド機能(選択→一括変換)
- 全40以上のIDE対応
- 全70以上の言語対応
「無料なのに機能制限がある」という印象を持つ方が多いですが、実際には補完機能・チャット機能ともに実用上ほぼ制限がありません。
Teamプランの追加機能
月額$15/ユーザー(年払いで$12相当)で追加されるのは:
- プライバシーモード:社内コードをCodiumの学習に使わない保証
- 管理者ダッシュボード:チームの利用状況管理・メンバーの使用統計
- SSO(シングルサインオン):Google Workspace / Oktaなどとの統合
- 優先サポート:専用のサポートチャンネル
- コンテキスト拡張:より大きなリポジトリコンテキスト
ビジネス利用で「社内コードをAIに学習させたくない」という場合はTeamプランが必須です。
Enterpriseプランの特徴
Enterpriseは要見積もりですが、主な追加要素は:
- オンプレミス・プライベートクラウドへのデプロイ
- カスタムFIM(Fill in the Middle)モデルの自社学習
- SOC 2 Type II・HIPAA・FedRAMP対応
- 専任のカスタマーサクセス担当
金融・医療・官公庁など規制業界での利用が主なユースケースです。
Codeiumのインストール・使い方

VS Codeへのインストール(5分で完了)
# 1. VS Code拡張機能マーケットプレイスから検索
# 検索窓に "Codeium" と入力 → インストール
# または コマンドラインから
code --install-extension codeium.codeium
インストール後:
- VS Codeを再起動
- コマンドパレット(Cmd+Shift+P)→
Codeium: Login - ブラウザでGitHubアカウントまたはメールでサインアップ
- 認証完了 → 自動的にIDEに戻る
設定(推奨):
// .vscode/settings.json
{
"editor.inlineSuggest.enabled": true,
"codeium.enableConfig": {
"*": true
},
"codeium.autocomplete.contextWindowSize": "large"
}
JetBrains系IDEへのインストール
IntelliJ IDEA / WebStorm / PyCharm / GoLand などに対応しています。
1. File → Settings → Plugins
2. Marketplace タブで "Codeium" を検索
3. Install → IDE再起動
4. Tools → Codeium → Login でサインイン
実際の使い方:補完の受け入れ方
Codeiumの補完はグレーのゴースト表示で現れます。
| 操作 | キー(Mac) | キー(Win/Linux) |
|---|---|---|
| 補完を受け入れる | Tab |
Tab |
| 補完を無視する | Esc または別キー入力 |
Esc |
| 次の候補を見る | Alt + ] |
Alt + ] |
| 前の候補を見る | Alt + [ |
Alt + [ |
| 単語単位で受け入れ | Cmd + → |
Ctrl + → |
Codeium Chatの使い方
# Chatウィンドウを開く(VS Code)
Cmd+Shift+P → "Codeium: Open Chat"
# 使えるコマンド例
/explain → 選択コードを説明させる
/refactor → リファクタリング提案
/docstring → docstringを自動生成
/test → テストコードを生成
/fix → エラーの修正提案
実際のチャット例:
# ユーザー入力
この関数の計算量を改善できますか?
def find_duplicates(lst):
duplicates = []
for i in range(len(lst)):
for j in range(i+1, len(lst)):
if lst[i] == lst[j] and lst[i] not in duplicates:
duplicates.append(lst[i])
return duplicates
# Codeiumの回答例
現在のO(n³)をO(n)に改善できます:
from collections import Counter
def find_duplicates(lst):
return [item for item, count in Counter(lst).items() if count > 1]
CursorとGitHub Copilotとの比較

| 比較項目 | Codeium(無料) | GitHub Copilot Pro | Cursor Pro |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | $0 | $10/月 | $20/月 |
| コード補完 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| AIチャット | あり(無制限) | あり(月500回) | あり(月500回) |
| 対応IDE数 | 40以上 | 主要8種 | VS Codeのみ |
| マルチファイル編集 | 限定的 | あり(Copilot Workspace) | あり(Composer) |
| オフライン利用 | 不可 | 不可 | 不可 |
| プライバシーモード | 有料(Team以上) | あり(個人プランも) | あり |
| エージェント機能 | Windsurf IDEで対応 | 限定的 | Cursor Agent |
Codeiumが優れている点
コストが最大のアドバンテージです。個人開発・学習用途では$0から始められます。副業・個人プロジェクト・学生にとってGitHub Copilotの月$10でさえ気になる場合、Codeiumは有力な選択肢です。
またIDE対応範囲の広さも強みです。GitHub CopilotはVS Code、Neovim、JetBrains等に対応していますが、Codeiumはさらに多くのエディタをカバーしています。Vimや古いEclipseベースのIDEを使うチームにも導入できます。
GitHub Copilotが優れている点
GitHub連携はCopilotの独壇場です。Pull Request上でのコードレビュー支援、Issue → コード自動生成(Copilot Workspace)、GitHub Actionsとの連携など、GitHubのエコシステムを使い込んでいるチームには Copilotの方が恩恵が大きいです。
Cursorが優れている点
Cursorはマルチファイル編集の精度・エージェント機能(Cursor Agent)の完成度が高く、「複雑なタスクをAIに丸投げする」用途では現時点でトップクラスです。ただし$20/月の投資が必要です。
CodiumとWindsurf IDEの違い・関係
Codeiumユーザーが現在最も混乱するのがこの点です。整理します。
Codeium(拡張機能)
- 既存のIDEに追加するプラグイン型のAIツール
- 現在も開発・メンテナンス継続中
- 無料プランあり
- 既存のワークフロー・設定を変えずに使える
Windsurf IDE
- VS CodeフォークベースのスタンドアロンIDE
- Codeiumの上位版として、よりパワフルなエージェント機能(Cascade)を持つ
- 無料枠あり(月200クレジット相当)・Pro $20/月
- 「Cursorのライバル」として設計されたフラッグシップ製品
2026年時点の推奨
既存IDEに慣れている・コスト0にしたい
→ Codeium拡張機能(無料)
新しいAI IDE環境を試したい・エージェント機能を本格活用したい
→ Windsurf IDE(無料枠から試す)
Codeiumが「Windsurfに統合されて消える」という情報が出回っていますが、2026年4月時点ではCodeium拡張機能は引き続き提供・更新されています。JetBrainsユーザーなどWindsurf IDEに移行できない環境向けにも維持される見込みです。
Codeiumの実用的な活用例

TypeScript + Reactでの補完例
// コメントを書くだけで関数の全体を生成
// ユーザーリストをアルファベット順にソートし、非アクティブユーザーを除外する関数
const filterAndSortUsers = (users: User[]) => {
// ここでTabを押すと以下が自動補完される:
return users
.filter(user => user.isActive)
.sort((a, b) => a.name.localeCompare(b.name));
};
Python + FastAPIでのAPI実装例
# Codeiumに「/usersエンドポイントを作って」とチャットで依頼した結果
from fastapi import FastAPI, HTTPException
from pydantic import BaseModel
from typing import List
app = FastAPI()
class User(BaseModel):
id: int
name: str
email: str
is_active: bool = True
users_db: List[User] = []
@app.get("/users", response_model=List[User])
async def get_users(skip: int = 0, limit: int = 100):
return users_db[skip : skip + limit]
@app.post("/users", response_model=User, status_code=201)
async def create_user(user: User):
users_db.append(user)
return user
テスト自動生成
既存の関数を選択して /test コマンドを使うと、テストコードを自動生成できます。
# 元の関数
def calculate_discount(price: float, rate: float) -> float:
if rate < 0 or rate > 1:
raise ValueError("Discount rate must be between 0 and 1")
return price * (1 - rate)
# Codeiumが自動生成したテスト
import pytest
def test_calculate_discount_normal():
assert calculate_discount(1000, 0.2) == 800.0
def test_calculate_discount_zero():
assert calculate_discount(1000, 0) == 1000.0
def test_calculate_discount_full():
assert calculate_discount(1000, 1.0) == 0.0
def test_calculate_discount_invalid_negative():
with pytest.raises(ValueError):
calculate_discount(1000, -0.1)
def test_calculate_discount_invalid_over_one():
with pytest.raises(ValueError):
calculate_discount(1000, 1.5)
よくある質問
Q. Codeiumは本当に完全無料ですか?
個人利用は完全無料です。使用回数・使用期間の制限はありません。ただし、チームでの商用利用では社内コードのプライバシー保護のためTeamプラン($15/ユーザー/月)が推奨されます。
Q. Codeiumは日本語に対応していますか?
補完機能は英語コードが主体ですが、コメントやチャットでの日本語入力は対応しています。「// ユーザー認証関数を実装する」という日本語コメントを書いても、英語コメント同様に補完が機能します。チャットウィンドウでの日本語での質問・回答も可能です。
Q. Codeiumのコードはトレーニングデータに使われますか?
無料プランのユーザーのコードは、モデル改善のために使用される場合があります。コードをAI学習に使われたくない場合はTeamプラン以上($15/月〜)を選択してください。プライバシーポリシーの詳細は公式サイトで確認できます。
Q. Codeiumを使うとコードの品質が下がりますか?
適切に使えばコード品質が下がることはありません。ただし、提案を鵜呑みにして理解せずに使うと問題になります。補完を受け入れる前にコードを確認し、テストを書く習慣を維持することが重要です。Codeiumは「思考の補助」であり「思考の代替」ではありません。
Q. GitHub CopilotとCodiumのどちらを選ぶべきですか?
個人開発・コスト0が条件 → Codeium無料プラン一択。 GitHub中心のチーム開発 → GitHub Copilot(PR支援・Workspace機能が強い)。 エージェント型AIを本格活用したい → CursorかWindsurfを検討。 まず試す段階であればCodiumから始めて、必要に応じてアップグレードするのが合理的な選択です。
Q. Windsurf IDEに乗り換えるべきですか?
現在Codeium拡張機能で満足している場合は乗り換える必要はありません。Windsurf IDEはより高度なエージェント機能が必要な場合の選択肢です。JetBrainsユーザーなど、VS Code系IDEに移れない場合はCodium拡張機能を継続使用してください。
まとめ:Codeiumを選ぶべき人
Codiumはコストを抑えながらAIコード補完の恩恵を受けたい開発者に最もフィットするツールです。
個人開発・学習・副業プロジェクトではGitHub Copilotに月$10を払わなくても、Codeiumの無料プランで十分な補完精度を得られます。特にJetBrainsやVimなど幅広いIDEを使い分けているエンジニアには、40以上のIDE対応という強みが光ります。
チームでの導入では$15/ユーザー/月のTeamプランでプライバシー保護と管理機能が加わり、実用的なプランになります。GitHub組織と連携したコードレビュー支援が必要ならGitHub Copilotが優位ですが、純粋なコード補完・生成の精度を重視するならCodiumも引けを取りません。
まず無料プランで試し、チームニーズが出てきたらTeamプランへ、よりエージェント型のAIを使いたくなったらWindsurf IDEへ——この段階的な移行パスが、現在最もリスクの少ない選択です。
