Lovable(ラバブル)は、Googleアカウントでログインするだけで、その場で無料で使い始められます。本格的に作ったアプリを自分のドメインで公開したくなったら、Proプランに進むのが基本の流れです。
画面も公式の説明もすべて英語で、クレジットの仕組みもわかりにくい。課金したあと「解約ボタンがどこにもない」と困る人も少なくありません。
この記事では、登録、最初のアプリ作り、有料プランの申し込み、解約までを、画面の項目名つきで順番に追っていきます。
Lovableとは?登録前に知っておきたい3つのこと
Lovableとは、作りたいアプリを文章で伝えるだけで、画面からデータベース、ログイン機能まで作ってくれるAIアプリ開発ツールです。プログラミングを知らなくても、ブラウザだけでWebアプリを作って公開できます。
登録の前に、次の3つだけ押さえておくと迷いません。
- 料金はクレジット制:AIに指示を出すたびにクレジットが減る。簡単な修正は0.5、ページを丸ごと作ると1.7前後
- 料金はドル建て:支払いはStripeというカード決済の仕組みで、カード会社の換算レートがかかる
- 作ったものは自分のもの:公式は、作ったアプリやコードの権利は利用者にあると明記している
機能や評判、ほかのツールとの比較を先に知りたい人は、Lovableの使い方と料金の詳しいガイドを読んでから戻ると判断が早いです。
編集部のおすすめ
コードを
作りたいものを日本語で伝えるだけで、画面とデータベース付きのアプリが組み上がります。まず無料枠で試せます。
無料プランと有料プランは何が違う?
無料でもアプリは作れますが、作れる量が少なく、公開や持ち出しに制限があります。公式のプラン比較から、違いが大きいところを並べます。
| 比べる | Free | Pro | Business |
|---|---|---|---|
| 料金(月払い) | 無料 | 25ドル〜 | 50ドル〜 |
| 毎月のクレジット | なし | 100〜 | 100〜 |
| 毎日もらえるクレジット | 5(月30まで) | 5(上限なし) | 5(上限なし) |
| 独自ドメインで公開 | できない | できる | できる |
| コードの編集・ダウンロード | できない | できる | できる |
| 「Edit with Lovable」の表示を消す | できない | できる | できる |
| メールでのサポート | なし | あり | あり |
| SSO(会社のアカウントでログイン) | なし | なし | あり |
つまり、試作は無料で十分で、人に見せる・売るアプリにするならProが必要です。
有料にする一番のメリットは、作れる量が増えること。無料は毎日5クレジットが月6日分(30クレジット)で止まります。画面を少し直すだけでも0.5は減るので、本気で1本作るには足りません。
もうひとつ大きいのが、独自ドメインとコードの持ち出しです。自分の会社のドメインで公開したい、あとでエンジニアに引き継ぎたいなら、Proが必須になります。
人数で料金が増えないのもLovableの特徴です。どのプランもメンバーは無制限で、クレジットをみんなで分け合う仕組みになっています。
ステップ1: アカウントを作る
登録はブラウザだけで済みます。アプリを入れる必要はありません。
- Lovableのツールページの公式サイトボタンから、Lovableのサイトを開く
- 右上の「Get started」を押す
- ログインの方法を選ぶ(メールとパスワード、Google、GitHub、Apple)
- 案内に沿って進むと、自分専用の作業場所(ワークスペース)が無料プランで作られる
いちばん早いのはGoogleアカウントでのログインです。パスワードを新しく覚える必要がありません。
利用規約では、18歳以上か、保護者の同意があることが条件です。VPNを使っていると「Registration denied due to suspicious activity」と出て登録できないことがあるので、ふだんのネット環境から登録してください。
毎週月曜の朝に、今週のAIの主なニュース・新しく載ったツール・よく読まれた記事をまとめて届けます。登録特典は「AIツール選定チェックリスト 2026」。
確認メールのボタンを押すと登録が完了します。配信はいつでも解除できます。
ステップ2: 最初のアプリを無料で作ってみる
登録が済むと、文章を入れる欄が出てきます。ここに作りたいアプリを日本語で書けば、そのまま作り始めてくれます。
最初は、小さくて完成形がはっきりしたものがおすすめです。
例:「飲食店の予約受付ページを作ってください。日付・時間・人数・名前・電話番号を入力でき、送信すると確認画面を出します。デザインは白とオレンジで、スマホでも見やすくしてください。」
画面の右側に、作ったアプリのプレビューが出ます。色やボタンの位置を変えたいときは、チャット欄に「ボタンを大きくして」と書くだけです。
無料のクレジットを節約するなら、大きな変更の前に「Plan mode」を使ってください。1回1クレジットで、作る前に計画を出してくれるので、やり直しで無駄にクレジットを使わずに済みます。
クレジットを節約する指示の出し方は、Lovableの使い方ガイドで7つのコツにまとめています。
ステップ3: 有料プランに申し込む
無料で作ってみて「これは使える」と思ったら、Proに申し込みます。手順は次のとおりです。
- 左上のワークスペース名を押して「Workspace settings」を開く
- 「Plans & credit usage」を選ぶ
- プランの上の切り替えで「Monthly(月払い)」か「Yearly(年払い)」を選ぶ
- Proのカードで、毎月のクレジット量をプルダウンから選ぶ(最初は100で十分)
- 「Upgrade」を押し、Stripeの決済画面でカードを入れて申し込む
申し込むとすぐにProになり、その月の100クレジットがもらえます。
クレジット量と料金の選び方
Proは、毎月もらうクレジットの量で料金が変わります。公式の料金表から、よく選ばれる量だけ抜き出します。
| 毎月の | 月払い | 年払い |
|---|---|---|
| 100 | 25ドル | 250ドル(約21ドル) |
| 200 | 50ドル | 500ドル(約42ドル) |
| 400 | 100ドル | 1,000ドル(約84ドル) |
| 800 | 200ドル | 2,000ドル(約167ドル) |
つまり、年払いにすると12か月分が10か月分の値段になります。1ドル150円で計算すると、100クレジットのProは月払いで年45,000円、年払いで37,500円です。
迷ったら、最初は100クレジットの月払いにしてください。足りなくなったら量を上げればよく、上げたときは差分のクレジットがすぐに足されます。
学生・教員は50%オフ
学生と教員は、100クレジット・月払いのProが最大12か月50%オフになります。学校のメールアドレスでアカウントを作り、学生向けページで「Verify student status」から確認を済ませてから申し込みます。
年払いやほかのクレジット量には使えない点と、一度解約すると二度と使えない点に注意してください。個人のメールで作ったアカウントでは確認できないので、学校のメールで新しく作る必要があります。
領収書を会社名にしたいとき
「Plans & credit usage」の「Manage」から「Edit billing information」に進むと、請求先の名前・住所・税の情報を変えられます。過去の領収書は「Invoices & payments」からダウンロードできます。経費で落とす人は、最初の請求の前に会社名にしておくと楽です。
クレジットの期限と、足りなくなったときは?
クレジットには期限があります。知らずに貯めておくと消えてしまうので、ここは押さえてください。
| クレジットの | 期限 |
|---|---|
| 月払いでもらう毎月のクレジット | もらってから2か月 |
| 年払いでもらう毎月のクレジット | 年間の契約が終わってから1か月 |
| 追加で買ったクレジット | 買ってから12か月 |
| 毎日もらう5クレジット | その日のうちに消える |
つまり、月払いなら翌月までは繰り越せますが、それ以上は貯められません。
足りなくなったら、追加でクレジットを買う(top-up)か、プランの量を上げます。毎月足りないなら、量を上げるほうが割安だと公式も案内しています。
使いすぎが心配な人は、「Usage limits & alerts」で上限と通知を設定できます。チームで使うなら、メンバーごとに使える量も決められます。
解約・プラン変更の方法は?
Lovableには「解約」ボタンがありません。無料プランに戻す操作が、そのまま解約になります。
- 「Workspace settings」から「Plans & credit usage」を開く
- プランのカードの「Manage」を押す
- 「Downgrade to free」を押して、案内に沿って進める
解約しても、いま払っている期間の終わりまではProのまま使えます。期間が終わると無料プランに切り替わります。
残ったクレジットは、期限内に再び契約すれば使えるようになります。ただし、クレジットの返金はされません。
月払いから年払いに変えたいときは、同じ画面の上で「Yearly」を選び、いまのプランのカードで「Switch to annual」を押します。
うまくいかないときの対処法は?
よくあるつまずきと対処を、公式のヘルプからまとめます。
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| 登録やログインが拒否される | VPNやプロキシを切り、いつものネット環境とブラウザで数分おいて試す |
| パスワードを忘れた | Googleなどで登録した人は、そのサービス側でログインする。メール登録の人はログイン画面の「Forgot password?」 |
| どのプランか分からない | プロジェクトのチャットで聞くと、いまのプランを答えてくれる |
| クレジットの減りが速い | 大きな変更の前にPlan modeで計画を立てる。使った量は「Plans & credit usage」で確認できる |
つまり、トラブルのほとんどは設定画面とログイン方法の見直しで解決します。それでもだめなら、support@lovable.devにメールで問い合わせる形で、英語でのやり取りになります。
AI PICKS編集部の判定
Lovableの導入は、Googleアカウントでログインするだけで、驚くほど簡単です。まず無料のクレジットで小さなアプリを1本作り、自分のアイデアが形になるかを確かめてください。
有料にするなら、最初は100クレジットのPro月払い(25ドル)が一択です。1か月使ってみて、毎月クレジットが余るなら年払い、足りないなら量を上げる。この順番なら無駄な出費をしません。
独自ドメインで公開する、コードを持ち出すといった本番の使い方は、Proからしかできません。人に見せる・売るアプリを作るつもりなら、試作の段階で有料に進む価値は十分あります。
AI PICKSはLovableの紹介プログラムに参加しています。この記事のリンクから有料プランの申し込みがあると報酬を受け取ります。
よくある質問(FAQ)
Q. 登録にクレジットカードは必要ですか?
無料プランなら要りません。アカウントを作るだけで、1日5クレジット(月30まで)でアプリを作れます。カードが必要になるのは、有料プランに申し込むときだけです。
Q. 日本語で指示しても大丈夫ですか?
大丈夫です。作りたいアプリを日本語で書けば、その内容で作り始めてくれます。画面のボタンやメニューは英語なので、この記事の項目名と照らし合わせながら進めてください。
Q. チームで使うと人数分の料金がかかりますか?
かかりません。どのプランもメンバーは無制限で、料金はクレジットの量だけで決まります。ただし、みんなで同じクレジットを使うので、減るのは速くなります。
Q. 作ったアプリの権利は誰のものですか?
利用者のものです。公式は、作ったアプリやコード、保存したデータ、AIが作った内容の権利は利用者にあると明記しています。
Q. 無料プランで作ったアプリを公開できますか?
公開はできます。アドレスは「〇〇.lovable.app」の形になり、「Edit with Lovable」の表示も残ります。自分のドメインで公開したいならProが必要です。
Q. クレジットを使い切ったらどうなりますか?
その月はAIへの指示が出せなくなります。追加でクレジットを買うか、プランの量を上げれば続けられます。無料プランは翌月の1日(日本時間の朝9時)に毎日のクレジットが戻ります。
あわせて見たいツール・カテゴリ
登録が済んだら、作り方のコツやほかの選択肢もあわせて見ておくと、クレジットを無駄にせずに済みます。
- Lovableのツール詳細:料金と機能の最新情報を確認できます
- Lovableの評判と口コミ:デメリットや料金の注意点を先に知っておけます
- LovableとBolt.newの比較:無料で試す範囲の違いがわかります
- AIノーコードツールのランキング:ほかのアプリ作成ツールと並べて見られます
- AIコーディングツールのランキング:コードを書く人向けの選択肢を探せます
次に読むならこれ。登録が済んだら、Lovableの使い方と料金の詳しいガイドで、クレジットを節約する7つのコツを先に押さえてください。同じ100クレジットで作れる量が大きく変わります。



