発表の内容

ファーウェイが折りたたみスマートフォン「Huawei Mate XT 2」を発表しました。画面を2回折りたためる構造で、広げると10.2インチの大画面になります。

処理の中心となるプロセッサーには、新型の「Kirin 9050 Pro」を搭載します。バッテリー容量は5600mAhです。OSはHarmonyOS 7で、同社の測定では前世代の「HUAWEI Mate XTs」と比べて全体の性能が42%上がっています。価格は19999元からです。

画面には、のぞき見を防ぐ機能を組み込みました。側面ボタンの2回タッチや、外側の画面から切り替えられます。空港や駅に入ると、オンにするよう自動で案内が出ます。アプリごとに、のぞき見防止を有効にする設定もできます。

本体側面の電極で心電を測る機能も備えます。医療用の機能ではなく、結果は診断や治療の根拠にはなりません。防塵と防水はIP58とIP59 (ちりや水の侵入に耐える等級) に対応します。外側の画面には玄武崑崙ガラスを使い、同社の試験では落下への強さが普通のガラスの30倍です。

大画面では3つのウィンドウを同時に開き、それぞれ音量を個別に調整できます。別売りのペン「HUAWEI M-Pen 3 Mini」を使うと、画面を録画しながら書き込み、そのまま共有できます。

つまり、どういうこと?

つまり、画面を2回折りたためるスマートフォンです。たたむと普通のスマートフォン、広げると10.2インチのタブレットになります。鞄に手帳とタブレットを両方入れて持ち歩く必要が無くなる、というイメージに近いです。

もう一つの目玉が、のぞき見防止の画面です。横からのぞかれても見えにくくする仕組みで、空港や駅に入ると自動で案内が出ます。側面ボタンを2回タッチするだけで切り替えられます。

編集部の見方

筆者が気になったのは、発表内容の並び順です。処理性能が42%上がったという話より先に、のぞき見防止と落下への強さが並びます。折りたたみは壊れやすい、外で広げると画面が丸見えになる、という二つの不安を先回りして潰しにきた構成という印象です。

三つ折りは、さすがにまだ気軽に買える値段ではありません。それでも、スマートフォンとタブレットを2台持ち歩いている人なら、19999元からという値付けは検討に入ってくるかもしれません。

そういえば、心電の測定まで本体に載りました。腕時計側にあった機能がスマートフォンへ降りてくる流れ。他社も似た機能を積んできそうです。

衛星メッセージが中国本土だけという線引きを見るかぎり、これは中国国内向けの一台です。HarmonyOS 7 を積んだ次の Mate が中国の外でどう売られるか、そこを見ておきたいです。

誰に関係するか

外出先で資料を開く機会が多い人は、空港や駅での自動案内をきっかけに、画面ののぞき見防止をその場で切り替えられるようになります。

出典: HUAWEI ↗/ Notebookcheckも報道