発表の内容

Appleが、折りたたみ型のiPhone「iPhone Duo」に向けた開発者向けページを公開しました。同社初の折りたたみiPhoneで、発売は10月です。

ページには動画が6本並びます。iPhone Duo向けのデザイン、アプリの準備、画面の大きさに合わせて配置を変える手法、複数の画面の使い分け、カメラ機能の作り込みを扱います。

オンラインで質問できる場も用意します。写真とカメラ、SwiftUI、UIKit(いずれもアプリの画面を作る仕組み)です。

開発用のツールも今月中にそろいます。アプリを作って動かすためのXcode 27.1 beta(アプリ開発用ソフト)が月内に提供されます。画面設計の指針をまとめたHuman Interface Guidelinesにも、iPhone Duo向けの解説が加わりました。世界各地で、その場でアプリを調整するワークショップも今月後半に開きます。

アプリを提供している企業にとっては、画面の形が変わる端末への対応を、10月の発売前に確かめる機会になります。

つまり、どういうこと?

つまり、Appleが「新しい折りたたみのiPhoneでアプリの見た目が崩れないよう、今のうちに直してください」と開発者に呼びかけた、という話です。画面が開いて広がると、ボタンや文字の位置がずれます。その直し方の教材と、直接質問できる窓口を、発売前にまとめて出しました。

編集部の見方

iPhone Duoの発表と同じ日に、動画6本と質問会まで並べてきました。かなり急いでいる印象です。折りたたみは開くと画面の形が変わるので、アプリ側が追いつかないと表示が崩れます。発売日に崩れたアプリが並ぶ絵は、Appleがいちばん避けたいものだと思います。

筆者が気になったのは、質問会の時間帯です。すべて米太平洋時間。日本から入る人は時差の確認からになります。

そういえば、業務で使うアプリほど、この手の画面対応は後回しになりがちです。ただ、広い画面が売りの端末で余白だらけの表示が続けば、社内から不満も出そうです。10月の発売のとき、国内の主要アプリがどこまで折りたたみ表示に追いついているかを見たいです。

誰に関係するか

自社アプリの改修を社内や外注先に頼んでいる人は、折りたたみ画面への対応が必要かどうかを10月の発売前に判断できるようになります。

出典: Apple ↗/ 9to5Macも報道