「Callnote」、チャットで受電状況を聞ける会話ボットを提供開始 月額1,480円から
- 株式会社Astructaが、電話自動受付「Callnote」に会話ボットを追加しました。
- 有料プランは月額1,480円からで、Freeプランはクレジットカード不要です。
- 代表電話を少人数で回す小規模事業者や個人事業主が対象です。

株式会社Astructaは、AI電話自動受付サービス「Callnote」で会話ボットの提供を始めました。チャットで「今週の着信をまとめて」と話しかけると、受電の状況を確認できます。
Callnoteは代表電話への着信に自動音声で応答し、用件を録音します。録音はAIが文字起こしして要約し、Slack・メール・LINE・Larkのうち選んだ先に通知が届きます。AIは用件からサポート・営業・採用・請求などの区分と、緊急・高・中・低の4段階の優先度を判定します。緊急と高の着信は、Slackで@here付きで知らせます。
料金は3段階です。Freeプランは0円で、AI処理は月10分までです。Starterプランは月額1,480円で月30分、Businessプランは月額3,980円で月120分です。超過分はStarterが15円/分、Businessが10円/分です。電話番号の維持費と通話料はTwilioへ直接支払う形で、Starterで月30分使ったときの目安は合計約2,310円です。最低契約期間と解約金はありません。
利用にはTwilioのアカウントが必要です。日本の規制バンドルを申請し、審査に2〜4週間ほどかかった後、050番号を取得して運用を始められます。会議中や現場での作業中も電話に出る必要がなく、折り返しが必要な着信だけを通知から選んで対応できます。
つまり、代表電話を留守番電話ではなくチャットの通知に変える仕組みです。電話に出られなくても、AIが用件を聞き取って文字にまとめ、Slackに短いメモとして届けます。留守電のように最初から最後まで聞き返す必要はなく、メールをざっと読むのと同じ感覚で中身を把握できます。今回加わった会話ボットは、その受電履歴について聞けば答えてくれる受付係のようなものです。

月額数万円の電話代行と、月1,480円のAI受付。筆者が目を留めたのは価格よりも導入の流れです。Twilioの審査に2〜4週間かかると、申し込む前に書いてあります。待ち時間を隠さない案内は、ちょっと珍しいと思います。
ただ、番号の維持費も通話料もTwilioに直接払う仕組みなので、請求書は2通に分かれます。経費処理をひとりで回している事業者には、少し面倒かもしれません。それでも月30分で合計約2,310円なら、営業電話の仕分けに払う額として納得できる水準です。
通知先にLINEとLarkが並んでいるのも効きそうです。整体院や工務店がSlackを使っているとは限りません。
気になるのは、Freeプランの月10分という枠で会話ボットがどこまで試せるかです。クレジットカードなしで始められるので、Twilioの審査待ちに入る前に手触りを確かめたいところです。
施術中や接客中で電話に出られない人は、用件の要約をチャットで受け取り、折り返しが必要な相手だけにかけ直せるようになります。
