Google、Android版スプレッドシートで「Gemini」が利用可能に 9月9日から最大15日で展開
- Googleが、Android版のGoogleスプレッドシートで「Gemini」を使えるようにしました。
- 展開は2026年9月9日に始まり、表示されるまで最大15日かかります。
- 対象は法人向けのStandard・Plusと、Google AI Pro・Ultraの利用者です。

Googleは2026年9月9日、Android端末のGoogleスプレッドシートで「Gemini」を使えるようにする展開を始めました。画面の「Gemini」のアイコンをタップすると、開いている表のデータについて質問できます。
できるのは、データへの質問、分析の要点の作成、グラフの作成です。最初から「この表を要約して」「分析して要点を出して」という入力例が用意されています。
スマートフォンでできるのは、データの分析と要点の把握に絞られています。複雑な編集や書式の変更、数式の作成は、Web版の「Gemini」で行います。
対象はBusiness StandardとBusiness Plus、Enterprise StandardとEnterprise Plusです。教育向けのGoogle AI Pro for Education、個人向けのGoogle AI ProとUltraも含みます。管理者向けの個別の設定はなく、組織でGeminiの利用を許可していれば使えます。対象の利用者には既定で表示され、全員に届くまで最大15日かかります。
外出先で共有された表を開いたとき、パソコンに戻らないまま中身を確かめられます。移動中に数字の傾向をつかんでから打ち合わせに入る、という使い方ができます。
つまり、スマートフォンのスプレッドシートに、表を読んでくれる相棒が付いたということです。行と列がびっしり並んだ画面を指でなぞって数字を追う代わりに、「この表を要約して」と頼めば答えが返ってきます。
ただし頼めるのは、読み取りと分析の相談までです。数式を書いたり体裁を整えたりする作業は、これまで通りパソコンの出番になります。

できることを絞ってきた作りに、筆者は好感を持ちました。スマホで数式まで書かせる機能を詰め込んでも、使われないまま埋もれていたはずです。読む専用。
エレベーターの中で数字の当たりを付ける、くらいの場面が似合います。
一方、対象のプランの並びを見ると、無料のGoogleアカウントは入っていません。月々払っている人向けの機能です。仕事で毎日スプレッドシートを触っていて、外に出ることも多い人なら、この一点だけでも元は取れそうです。
そういえば、Web版にある数式の作成は、まだスマホに降りてきていません。次のGoogle Workspaceの更新告知で、iOS版にも同じ画面が出るかを見たいところです。
外出先でスプレッドシートを開くことが多い人は、Android端末だけで表の要約やグラフの作成ができるようになります。
出典: Google Workspace ↗/ Android Authorityも報道

