Cursor、新機能「Projects」を発表 タスクごとのチャットをやめ同じスレッドで作業
- Cursorが新機能「Projects」を発表しました。
- タスクごとにチャットを作らず、同じスレッドで作業を続けます。
- 調整役のエージェントが常時動き、先回りして作業を進めます。

Cursorが新機能「Projects」を発表しました。これまでの作業の進め方そのものを変える内容です。
これまでは、タスクごとに新しいチャットを立ち上げる形でした。「Projects」では、途切れずに続く同じスレッドの中で作業を進めます。そのスレッドには、全体をまとめる調整役のエージェント (指示を受けて自分で作業を進めるAI) がいます。
この調整役は常に動いています。指示を待つだけではありません。自分から作業を組み立て、サブエージェント (調整役の下で実作業を担うAI) に振り分けます。使い続けるほど動きが良くなっていきます。
「Projects」では、作業の履歴が同じスレッドに集まります。人が出すのは大枠の指示で、細かい進行は調整役が受け持ちます。サブエージェントへの割り振りも、調整役の側で進みます。
つまり、用件ごとに別の窓口へ並び直すのをやめて、担当者を一人決めてしまう、という話です。これまでのチャットは、頼みごとのたびに初対面の相手へ一から説明する形でした。「Projects」の調整役は、その担当者にあたります。細かく手を動かす仕事は部下役のサブエージェントに振り、自分は段取りを見ます。やり取りが続くほど、こちらの進め方も飲み込んでいきます。

チャットを毎回立ち上げ直す面倒さは、AIを仕事で使っている人なら一度は感じたことがあるはずです。そこを正面から潰しに来た発表です。
筆者が引っかかったのは、エージェントが常に動き続けるという部分です。チャットからスレッドへ。区切りが消えると、どこまで進んだのかを人が追いづらくなる場面もちょっと出てきそうです。
そういえば、作業を下請け役に振って束ねる形は、ほかのコーディング支援ツールでも似た動きが出ています。数か月のうちに、同じ発想の機能が各社から並ぶのではないか、と思っています。エージェントを何本動かせるかではなく、束ねる側の出来で差がつく段階に入りました。
結局、「Projects」を長く回した人の使用感が出てくるのはこれからの数週間です。同じ形の常駐エージェントをGitHub CopilotやClaude Codeが出すかどうか、秋の各社の発表で答え合わせをしたいです。
複数の作業をAIに頼みながら仕事を進めている人は、チャットを作り分けずに、同じスレッドへまとめて任せられるようになります。
出典: Cursor 公式 X ↗

