発表の内容

HPが、16型の画面を備えたノートパソコン「OmniBook 3 16」を発売しました。米国のHP公式オンラインストアで、構成を選んで注文できます。

基本構成はインテルの「Core 5 315」を搭載します。動作周波数は最大4.4GHz、6コア6スレッドの構成です。AI処理を担うNPU(AIの計算を専門に受け持つ回路)の性能は15 TOPS(1秒あたり15兆回の演算をこなせる目安)です。メモリは8GBの基板直付けから最大32GBまで選べます。ストレージは256GBのSSDが基本構成です。

画面は16型で、解像度は1920×1200、IPS方式の液晶を採用します。明るさは300ニト、色の再現範囲はsRGB比62.5%です。映り込みを抑えるアンチグレア加工も施しています。OSはWindows 11 Homeで、AIアシスタントの「Copilot」を使えます。

本体色はジェットブラックやマイカシルバーなど5色から選べます。キーボードのキーキャップには85%以上の再生プラスチックを使い、ENERGY STARの認証も取得しています。

つまり、どういうこと?

つまり、画面の大きい仕事用ノートパソコンに、AI専用の計算係が最初から入った、ということです。NPUは、音声のノイズ消しや画像の処理といったAIの作業を、本体の中だけで片づけるための小さな専門部品です。

メモリは基本が8GBですが、注文時に32GBまで選べます。アプリをいくつも同時に開く使い方をする人なら、ここを増やす選択肢が用意されている、と読めばだいたい合っています。

編集部の見方

引っかかったのは、基本構成のメモリが8GBで、しかも基板への直付けだという点です。後から足せません。

ただ、注文の時点で32GBまで選べるなら話は別です。NPUを積んだパソコンは、Windows側のAI機能が増えていくほど効いてきます。数年使うつもりで買うなら、最初にメモリを盛っておく判断はかなり有効だと思います。

そういえば、キーキャップに85%以上の再生プラスチックという数字も目を引きました。法人がまとめて買うときの選定シートに、この手の環境項目が並ぶ場面は増えそうです。

この構成が日本でも出るのか、まずは日本HPの秋のノートパソコン新製品を見たいところです。

誰に関係するか

仕事用のノートパソコンを買い替えようとしている人は、16型の大きな画面のまま、メモリを32GBまで増やした構成を選べるようになります。

出典: HP ↗/ Notebookcheckも報道