Acer、画面比3:2のタブレット「Iconia Duo」3機種を発表 ARメガネとAIメガネも同時投入
- Acerが画面比3:2のタブレット「Iconia Duo」3機種を発表しました。
- 発表は2026年5月29日、上位機は14.2インチの2.8K有機ELです。
- 外で働く人向けに、ARメガネとAIメガネも同じ日に出ます。

Acerは2026年5月29日、台北でタブレット3機種を発表しました。「Iconia Duo S14」「Iconia Duo S12」「Iconia Duo D12」の3機種は、画面の縦横比に3:2を採用します。
上位の「Iconia Duo S14」は14.2インチの2.8K有機ELを備えます。リフレッシュレート(画面を書き換える速さ)は120Hz、色域はDCI-P3を100%カバーします。基本ソフトはAndroid 16、頭脳役はMediaTekのDimensity 8300です。DisplayPortの入出力を持ち、外部モニターとしても使えます。
「Iconia Duo S12」は12.2インチで、600ニト(画面の明るさ)と映り込みを抑えるガラスを採用します。筐体はアルミ合金、頭脳役はDimensity 7400です。「Iconia Duo D12」は2400x1600の12.2インチで90Hz駆動、Helio G99と8GBメモリーを積みます。
同時発表の「AR Vision GR0」は、スマートフォンなどと有線でつなぐARメガネです。6メートル先の172インチ相当の映像を映し、重さは69gです。「GI0」はGoogle GeminiのAIアシスタントを積み、音声操作と即時翻訳に対応します。
3機種とも最大10時間の駆動と、最大1TBのmicroSDカードに対応します。スタイラスペンやマグネット式キックスタンド、キーボードも選べるため、外出先で資料を作る人ならタブレット1台で書く作業までこなせます。
つまり、動画を観る用と仕事用で端末を分けなくていい、という提案です。3:2は横長すぎない比率なので、縦に入る情報量が増えて書類やメールが読みやすくなります。そこにキーボードとペンを足せば、タブレットがそのままノートパソコンに近い道具になります。有機ELや120Hzといった言葉は、要するに文字がくっきり見えて、指やペンの動きに画面が滑らかについてくる、ということです。

発表資料を読んで引っかかったのは、3機種そろって同じ画面比で出してきたところです。ふつうは上位機だけ新しい形にして反応をうかがいますが、Acerは入門機の「Iconia Duo D12」まで3:2で統一しました。かなり腹をくくった作りだと思います。
一方、同時に出たメガネ2本のほうが筆者には面白く見えました。片方は有線でつなぐARメガネ、もう片方はGeminiで声だけで動くAIメガネです。役割が対照的です。
そういえば、タブレットとメガネを同じ日にまとめて出す会社はまだ多くありません。画面を大きくする方向と、画面から離れる方向を同じ売り場に置く実験のように見えます。次に見たいのは、入門機の「Iconia Duo D12」が日本の量販店に並ぶかどうかです。
ノートパソコンとタブレットを両方持ち歩いている人は、キーボードとスタイラスを付けた「Iconia Duo」1台に荷物をまとめられるようになります。
出典: Acer ↗/ Notebookcheckも報道
