サイオニックエーアイ、「STORM Platform」のオンプレ版を販売開始 最短10分で設計可能
- サイオニックエーアイは、「STORM Platform」のオンプレミス版の販売を開始しました。
- 初期費用なしで導入でき、最短10分で設計から試せます。
- 自社サーバー内でデータを管理したい企業が対象です。

これまでのクラウド提供に続き、自社専用のサーバー環境でも運用できます。
本製品は、業務フローの設計から運用までを1つの基盤で扱えます。ドラッグ&ドロップ操作に対応し、最短10分で設計を始められます。PDFや画像などのデータは、自社開発のVLM (視覚と文字を一緒に理解するAI) で意味構造まで分析します。
外部LLM (大規模言語モデル) へのデータ送信はなく、監査ログ機能などを標準で備えます。SlackやMicrosoft Teamsとの連携も可能で、初期費用なしで試せます。
金融や医療などの厳格な安全基準が求められる職場でも、社内データを社外に出さずにAIを活用できます。IT専門職に頼ることなく、現場の担当者が自分たちの業務に合わせたAIを作れます。
ひらたく言うと、会社の機密データを一切外に出さず、社内のサーバー室の中だけで賢いAIアシスタントを動かせる仕組みです。たとえるなら、外部の専門業者に書類を預けて作業してもらうのではなく、自社の金庫室の中に専属の事務員を常駐させるような運用ができます。情報漏えいを防ぎたい企業でも、自社データを用いた問い合わせ対応の自動化を安全に進められます。

クラウド全盛の今、オンプレミス版の投入はかなり手堅い一手です。社外へのデータ送信を禁じている金融や行政にとって、有力な選択肢になりそうです。
ただ、筆者が気になったのは、安全対策の強化にとどまらず、現場での作りやすさを前面に押し出している点です。専門知識のない担当者でもドラッグ&ドロップで最短10分から設計できる手軽さは、導入後の形骸化を防ぐ大きな武器になると思います。現場主導のスピード感。
そこで注目したいのは、独自のセキュリティ基準を敷く大企業への浸透です。
機密情報の管理が厳しい職場で働く人は、データを社外に出さずに自社サーバー内で業務向けAIエージェントを運用できるようになります。
