Meta AIの発表内容

Metaの広報担当者は2026年9月30日、Mac向け「Meta AI」アプリのメッセージ連携機能について説明しました。利用者の許可なしにメッセージの内容を読み取ることはできないと表明しています。

メッセージを読み取るには、2つの設定を手動で有効にする必要があります。Macの「フルディスクアクセス (全データへのアクセス権限)」と、メッセージ連携機能の両方の許可が求められます。利用者がこの2つを設定しない限り、アプリ側からメッセージを読み取ることはできません。

付与したアクセス権限は、利用者の判断でいつでも取り消すことができます。外部からの無許可アクセスの指摘に対して、事前の許可を前提とした完全なオプトイン (事前承諾) 方式であると強調しました。

Macで業務メッセージを扱う利用者は、必要な権限を自分で管理しながらツールを運用できます。意図しないデータ連携を防ぎたい場合は、設定を無効のまま維持して作業を進められます。

つまり、どういうこと?

ざっくり言うと、利用者が鍵を2つ開けない限り、AIはメッセージを見られない仕組みです。たとえるなら、オフィスの機密書類キャビネットに2つの鍵がついていて、両方を開けないと中を読めないような状態です。どちらか一方でも鍵がかかっていれば、AIが勝手に中身をのぞく心配はありません。不要になったら、いつでも鍵をかけ直せます。

編集部の見方

広報が「完全なオプトイン」と強調した背景には、外部からの厳しい指摘がありました。Macの全データへのアクセス権限を求める仕様は、さすがに利用者が警戒するのも無理はありません。勝手に読まれない設計だとしても、二重の許可を求める手順はかなり慎重な構えです。

プライバシーの境界線。

ただ、社内連絡でプライベートなやり取りが混ざる人は、設定をオフのまま運用するのが無難だと思います。AIアシスタントがローカルデータと連携する流れは、他社のデスクトップ向けツールでも標準になりそうです。次のメジャーアップデートで権限管理画面がどう整理されるかを見届けたいところです。

誰に関係するか

Macで「Meta AI」を使っている人は、アクセス権限を自分で設定してメッセージの連携状態を管理できるようになります。