Synthesiaの発表内容

動画生成のSynthesiaは、対話型アバター機能「Sessions」の提供を即日開始しました。利用者は画面越しのアバターとリアルタイムで対話できます。

機能の1つである「Roleplay Sessions」は、対人会話の練習に特化しています。営業の商談や顧客対応をアバター相手に練習でき、終了後はAIから即座に助言が届きます。管理者は専用画面から、受講者のスコアや進捗状況を一覧で確認できます。

「Survey Sessions」は、従来の入力フォームに代わる対話型の調査機能です。アバターが相手の発言に合わせて追加の質問を重ね、回答の理由を聞き出します。集まった回答データは、AIが論点や感情を分析して1つの報告書にまとめます。

本機能はクレジットカード登録不要で、無料から体験できます。練習相手や面談者の日程調整が不要になり、1日100人の顧客面談や1000人の営業研修を同時に実施する場面で役立ちます。

つまり、どういうこと?

ひらたく言うと、相手の言葉にその場で反応するAIアバターと、ビデオ通話のように対話できる仕組みです。

たとえるなら、いつでも文句を言わずに商談練習に付き合ってくれる先輩社員や、アンケートの回答理由をその場で詳しく聞いてくれる調査担当者を、画面の中に用意できるような機能です。

編集部の見方

一方、動画を作るツールが双方向の対話に踏み込んできた点に、筆者は驚きました。動画から対話へ。営業の練習でアバターが本物の買い手のように反論してくる仕組みは、練習相手の調整に苦労しているチームにとって重宝しそうです。

ただ、実際の業務で使うとなると、日本語の発話のスムーズさや切り返しの間がちょっと気になります。クレジットカード登録なしで無料枠を試せるため、商談のロールプレイングを自動化したい人なら、まずは一度動かしてみる価値があります。

誰に関係するか

営業研修や顧客アンケートを担当している人は、日程調整の手間をかけずに1対1の対話型トレーニングや面談を大規模に実施できるようになります。