発表の内容
合同会社AIコールは、自動架電システム「AIコール」の先行利用企業の募集を開始しました。AIが顧客リストへ発信し、人の声に近い音声で受付への取次依頼までを担当します。
受付を突破した後は人間の担当者へ通話を転送するため、商談のクロージングは人が行えます。通話内容はすべて録音と文字起こしが保存され、管理画面から通話履歴や録音データを確認できます。
料金は月2,000回まで発信できるライトプランが月額8万円、5,000回までのスタンダードが月額17.5万円、1万回までのプロフェッショナルが月額30万円です。全プランで初期費用25万円がかかり、最低契約期間は3カ月からです。
リストへの発信や不在時の再架電をAIに任せることで、電話対応にかかる人件費を抑えられます。営業担当者は受付突破後の見込み顧客との対話に専念できるようになります。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、営業電話の「受付を通すまで」を身代わりしてくれるロボットです。
名簿を渡しておけば、相手が出るまで自動で電話をかけ続け、担当者につながった瞬間だけ人間の営業に電話を回してくれます。断られやすい最初の声かけを肩代わりさせる仕組みです。
編集部の見方

テレアポをすべてAIに任せるのではなく、受付突破の段階で人間に転送する割り切りがかなり現実的だと筆者は感じました。最初から成約までをAIに完結させるのは難しくても、不在や受付ブロックをこなす作業なら今すぐ実用に足ります。
初期費用は25万円。さらに最低3カ月の契約縛りがあるため、導入のハードルはちょっと高めです。ただ、テレアポ人員を採用して教育するコストを考えれば、架電件数が多い企業なら十分に元が取れそうです。
管理画面から通話の文字起こしをダウンロードできない仕様が残っているため、次のアップデートでデータ連携がどこまで改善されるかを見ておきたいところです。
誰に関係するか
営業リストへの電話がけに追われている人は、受付を突破した見込み顧客の対応だけに集中できるようになります。

