Meta AIの発表内容

Metaは「Meta AI」の米国向けアプリにおいて、公開から40日で一千万件のダウンロードを達成しました。2015年10月に調査が始まって以来、12本目の早さでの到達となります。

利用者の定着率でも他社を上回る推移を見せています。利用開始から7日後の定着率は30%、14日後は23%を記録しました。競合他社の平均値である7日後19%、14日後16%よりも高い水準を維持しています。

一方で、対話内容の共有機能を通じて業務情報が露出する懸念が指摘されました。これを受けて、Metaは安全確認のために共有機能を一時停止しています。

仕事で利用する際は、情報共有の機能が止まっている点への配慮が求められます。単独での質問や下書き作成といった日常の作業であれば、これまで通り手元ですぐに進められます。

つまり、どういうこと?

ひらたく言うと、新しい道具を試した人の多くが、引き出しにしまわずに机の上へ置き続けている状態です。

普通は話題のアプリを入れても、数日で使わなくなる人が大半を占めます。ところが今回のツールは、7日後や14日後も多くの人が仕事や作業で使い続けています。

編集部の見方

米国のダウンロード数そのものより、14日後の定着率が23%に残っている点に筆者はかなり驚きました。新しい対話ツールの多くは一度触って終わる例が珍しくないためです。

急拡大と高い定着率。

ただ、仕事で使うなら共有機能の停止は見過ごせません。社内の下書きや機密データを扱う人なら、外部への共有を避けて手元での生成作業だけに留める判断が無難そうです。日常のちょっとした質問や下調べなら十分に役立ちます。

次に見るべきは安全対策の完了時期です。原因の調査を経て停止中の共有機能がいつ改修されるか、そして機能再開の公式発表を見届けたいところです。

誰に関係するか

対話型AIを業務の補助に使っている人は、外部共有を避けつつ手元の画面で安全に作業を進められるようになります。

複数の発表・報道をもとに編集部が事実関係を確認して執筆しています。