トロパスの発表内容
株式会社TROBZは、AIO (生成AI検索への最適化対策) 分析ツール「トロパス」に競合分析などの新機能を追加しました。利用者は、自社と競合のAIによる紹介状況を同一画面で比べられます。
新機能の「AI 競合比較」では、自社と競合に同じ質問を投げて紹介回数や回答文での平均順位を比較します。競合だけが挙がった質問の一覧も確認できます。また、ChatGPT (文章を生成するAI) やClaude (対話型のAI) と連携し、チャット上で分析や改善案の相談ができます。
対応する生成AIは、ChatGPTやGeminiなど6種類です。料金は全20種類の機能が含まれる1プランのみで、月額9,900円(税別)です。初期費用や最低利用期間の制限はなく、1週間の無料お試しが用意されています。
ウェブサイトを運営する担当者は、AIが回答の作成時に参照したサイトを把握し、自社が引用されるための施策を根拠つきで判断できます。自然検索の数値と見比べながら、自社の露出拡大に向けた改善を進められます。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、検索AIが自社や競合をどのように案内しているかを採点し、追いつくための手順を教えてくれる道具です。
たとえるなら、街の案内所が観光客にどのお店を推薦しているかを調べ、自分のお店も紹介してもらうための改善シートをもらうような仕組みです。AIごとの回答文がそのまま残るため、自社がどう説明されているか文章で把握できます。
編集部の見方

AIが返した回答文そのものを保存して読める設計は、かなり実用的です。点数やグラフの増減を見るだけでは、具体的な修正箇所が分からないからです。競合と自社で同じ質問を投げて並べる手法も、施策の穴を見つけるのに役立ちます。
1プランのみの明快さ。
一方、月額9,900円(税別)で6つのAIに対応し、追加料金なしで全機能を使える設定は良心的だと筆者は思います。最低利用期間の縛りがないため、自社の露出状況を手早く確かめたい人なら1週間の無料枠で十分に判断できそうです。
ただ、AI検索の表示形式は各社が短い周期で改修しています。まずは2024年冬にかけてGoogleのAI OverviewsやChatGPTの検索機能がどう変化するかを注視したいところです。
誰に関係するか
自社サイトのAI検索対策を担当している人は、競合との露出差やAIの参照元を把握して改善施策を判断できるようになります。


