MiniMaxの発表内容

MiniMaxは、動画生成モデル「MiniMax-H3」の開発者向け連携一覧を更新し、11件のツールを追加しました。文字や画像、動画、音声を入力して、最大2K解像度で15秒までのステレオ音声付き動画を生成できます。

今回の更新では、参照素材を反映する制御機能や、4段階から8段階で生成を完了する軽量化技術が加わりました。生成時の計算手順を減らし、低コストで実験を行えます。

モデルには2つの版があります。キーフレームを指定する「FL2VA」と、最大9枚の画像や3本の動画、3本の音声を組み合わせて最大12個の素材を参照できる「Ref2VA」です。

動作環境はGPUサーバーのほか、8GBのメモリを積んだノートPCやApple Silicon環境にも対応します。手元の機材に合わせた設定を選んで動画を生成できます。

つまり、どういうこと?

ざっくり言うと、動画生成AIを自分のパソコンで動かすための追加パーツ集です。これまでは高性能な機材が必要でしたが、指示に使う素材を最大12個まで増やしたり、計算を省略して短い時間で動画を出力したりできます。

編集部の見方

参照できる素材数が合計12個まで広がった点に目が止まりました。画像9枚に加えて動画と音声を同時に渡せる仕様は、演出の指示が格段に通りやすくなります。制作現場での実用性が一段上がった印象です。

選択肢の広がり。

8GBメモリの一般向けノートPCからデータセンター向けGPUまで、動かし方が細かく整理されています。クラウドの利用料を抑えたい人なら、自前の機材で試す価値は十分にあります。ただ、素材を多く読み込ませるほど処理が重くなる傾向は残るはずです。

次はApple Silicon環境向けツール「h3.c」で、M3 MaxやM5 Maxの最適化がどの程度進むかを追っていきます。

誰に関係するか

自前の機材で映像を作っている人は、画像や動画など最大12個の素材を読み込ませて細かく演出を制御できるようになります。

出典: GitHub ↗