Box AIは、クラウドストレージのBoxに組み込まれた、保存済みのコンテンツを要約・分析・生成に生かすためのAI機能です。ファイルを別のAIツールへ移さず、Boxの画面の中で使えるのが前提になっています。
主な機能
- Box AI for Documents:ファイルのプレビュー画面から呼び出し、要約、分析、重要なポイントの整理を行います。画像の文字読み取りや、Excelの数値の比較・傾向分析にも対応します。
- Box AI for Notes:Box Notes上でアジェンダや企画書の草案を生成したり、会議メモからタスクを書き出したりできます。
- Box AI Home(Box Agent):自然言語でBox内のコンテンツ全体を検索・分析し、回答をまとめます。参照するファイル、フォルダ、Hubを指定して範囲を絞れます。
- Box AI for Hubs:Hubに公開された複数の文書にまとめて質問し、比較や要約ができます。
- Box AI Studio / Box Extract:プロンプトやAIモデルを設定した独自のエージェントを作ったり、契約書やフォームからメタデータを自動抽出したりできます。
誰に向くか
契約書、申請書、報告書を大量にBoxで管理している法務・総務・経理・営業企画の担当者が、読む・探す・転記する作業を減らす用途に合います。
料金と注意点
英語版の料金ページでは、Box AIはBusinessプラン以上に含まれ、Businessは年払いで1ユーザー月$15(最低3ユーザー)、Business Plusは$25です。日本の公式ページでは、単一ドキュメントへのBox AI for Documentsなどの基本機能はすべてのプランで使えると案内しています。複数ファイルへの横断質問は上位のEnterprise Plus以上、API経由の利用はAI Unitsで計量されます。Box AIはアクセス権限を引き継ぎ、顧客のコンテンツを外部モデルの学習に使わないと明記しています。


