Suki AIは、米国のSuki AI, Inc.が提供する、医師など臨床医の記録業務を支援するアンビエント型のAIアシスタントです。診察中の会話全体を捉えて臨床メモや患者向けの指示、オーダーまで作成し、主要な電子カルテ(EHR)へ直接反映します。

主な機能

  • アンビエント文書化: 会話から臨床メモ、患者への指示、オーダーを生成
  • 音声による編集と、問題ごとに整理するプロブレムベースのカルテ記載
  • 音声入力の新サービス「Suki Dictation」
  • コーディングや収益サイクルの支援、臨床推論、Q&A
  • Epic、Oracle Health、athenahealth、MEDITECHとのリアルタイム連携

使える環境と提供形態

デスクトップに加えてiOSとAndroidのモバイルで動き、100以上の診療科に対応します。臨床医向けの自社アプリ「Suki for Clinicians」のほか、ヘルステック企業が自社アプリにAI機能を組み込むための開発者向けツールキット「Suki for Partners」もあります。SOC2 Type 2認証とHIPAA準拠をうたい、400以上の医療システムやパートナーが採用しています。

料金と注意点

料金は公開されておらず、導入は営業窓口への問い合わせから始まります。英語圏の医療機関を中心としたサービスで、国内の導入事例や日本語の情報はほとんど見当たりません。外来の記録作業を減らしたい医療機関や、電子カルテ連携型のAIスクライブを検討する病院のDX担当者に向いています。