CER (文字誤り率)
読み: もじごさりつ
最終更新: 2026-08-12・AI PICKS編集部
定義
CER(文字誤り率)とは、音声認識やOCRの出力結果を正解データと比較し、誤って認識された文字の割合を示す評価指標のこと。
CER (文字誤り率)とは — 詳しく解説
CER(Character Error Rate、文字誤り率)は、音声認識(ASR)や光学文字認識(OCR)の出力を正解テキストと比較し、置換・挿入・削除された文字数を正解文字数で割って算出する評価指標で、値が低いほど精度が高いとされる。英語圏で広く使われるWER(単語誤り率)に対し、日本語や中国語のように単語の区切りが曖昧な言語ではCERが業界標準として採用されやすい。2026年時点の実運用では、クリーンな読み上げ音声では数%まで下がる一方、専門用語・方言・雑音混じりの現場録音では二桁%に跳ね上がることが多く、単一の数値だけで導入判断をするのは危険とされる。ツール選定の現場では、CERに加えて処理速度やAPI利用のコスト、日本語特有の同音異義語・漢字誤変換への強さを比較検討する運用が広がっている。
CER (文字誤り率)の使用例
- 議事録AIの導入検討時に、複数ベンダーのCERを同一録音データで比較して選定した。
- 方言混じりの現場音声でCERが跳ね上がったため、後処理の辞書チューニングを追加した。
CER (文字誤り率)に関連するAIツール
CER (文字誤り率)の関連記事
関連用語
「評価指標」の他の用語
Massive Multitask Language Understanding。 57 分野・1.5 万問の LLM 知識評価ベンチマーク。
OpenAI 発の Python コーディング能力ベンチマーク。 164 問の関数実装タスク。
ユーザー投票による LLM の人間評価ランキング。 Elo レーティングで モデルを順位付け。
ベンチマークとは、AIモデルの性能を標準化されたテスト課題で数値化し、異なるモデル間を公平に比較するための評価基準セットのこと。MMLUやHumanEval等、用途別に数十種類が存在する。
SWE-benchとはGitHubの実際のIssueをAIが自動修正できるかを測る、コーディングAI評価の業界標準ベンチマークのこと。
GPQAとは、生物・物理・化学の大学院レベルの難問でAIの推論力を測る評価ベンチマークのこと。Googleで検索しても解けない設計が特徴。
用語がわかったら、次はツール選び
12カテゴリ・1418語以上を体系的に整理しています