Vercel AI SDK (AIアプリ開発ライブラリ)
読み: ばーせるえーあいえすでぃーけー
最終更新: 2026-07-31・AI PICKS編集部
定義
Vercel AI SDKとは、LLMを使ったチャットや生成AI機能をWebアプリに組み込むためのオープンソースTypeScriptライブラリのこと。
Vercel AI SDK (AIアプリ開発ライブラリ)とは — 詳しく解説
Vercel AI SDKは、Vercel社が開発するオープンソースのTypeScript/JavaScriptライブラリで、OpenAIやAnthropic、Googleなど複数のLLMプロバイダーを共通APIで呼び出し、ストリーミング応答や関数呼び出し(ツール利用)、構造化出力をNext.jsなどのWebアプリに組み込める点が特徴とされる。フロントエンドのReact/Vue向けフックも用意されており、チャットUIの実装コストを大きく下げられる点が広く評価されている。一方で2026年時点の実運用では、SDK自体のバージョン更新が速く破壊的変更が起きやすいこと、プロバイダーごとの機能差(ツール呼び出しの挙動やレート制限)を吸収しきれず個別対応が必要になることが現場での落とし穴とされる。相場感としてはSDK自体は無料だが、裏側で呼び出すLLM APIの従量課金コストが主な出費となるため、選定時はモデル切り替えのしやすさとコスト管理のしやすさを基準に検討するとよいとされる。
Vercel AI SDK (AIアプリ開発ライブラリ)の使用例
- Next.jsアプリでuseChatフックを使い、Claudeの応答をストリーミング表示するチャットUIを数十行で実装する。
- generateObject関数でLLMにJSON Schema形式の構造化データを生成させ、フォーム入力の自動補完に使う。
Vercel AI SDK (AIアプリ開発ライブラリ)に関連するAIツール
関連用語
「AIエージェント」の他の用語
目標を渡すと 自律的に計画 + 行動を繰り返す AI。 単なる対話を超えて タスクを完遂する。
ReAct とは、 LLM に 推論 (Reasoning) と 行動 (Acting) を 交互に繰り返させ、 ツールを使いながら答えに辿り着かせる エージェント設計手法のこと。
MCPとはAIモデルが外部ツールやデータソースと統一的な方法で連携するためのオープンプロトコルのこと。Anthropicが2024年11月に公開した。
Function Callingとは、LLMが外部の関数やAPIを呼び出すための構造化データを生成し、自律的にツールを使えるようにする仕組みのこと。
ヒューマン・イン・ザ・ループとは、AIの判断プロセスに人間が介入・確認する仕組みのこと。AIが出力した結果を人間がレビューし、承認・修正・却下を行うことで精度と安全性を担保する。
Computer Useとは、AIがスクリーン認識・マウス・キーボード操作を通じてコンピュータを人間のように自律的に操作する技術のこと。
AI用語辞典をすべて見てみませんか
12カテゴリ・1263語以上を体系的に整理しています
辞典トップへ