novelaiとは?料金3プランとOpusで画像が実質使い放題になる条件 (2026年版)

novelaiとは?料金3プランとOpusで画像が実質使い放題になる条件 (2026年版)

この記事のポイント novelaiとは、Anlatanが運営する月額サービスです。AI小説生成とアニメ調の画像生成が1本の契約に同居しています。料金はTablet約$10、Scroll約$15、Opus約$25の3段階。画像をたくさん作るならOpus一択です。毎月10,000Anlasが配られ、1024×1024以下・1枚ずつ・28ステップ以下という条件を守ればAnlasが減りません。文章だけならTabletで足ります。Anlasの減り方、決済移行の落とし穴、日本語での使い勝手、商用利用の注意点を公開情報からまとめました。

「アニメ絵を好きなだけ生成したい。ついでにキャラの設定や小説の続きもAIに書かせたい」。この2つを別々のサービスで契約すると、月額はあっという間に膨らみます。

novelaiは、その2つを1本の月額でまとめてしまったサービスです。運営はAnlatan(アンラタン)。2021年に文章生成ツールとして始まり、あとからアニメ調の画像生成が乗りました。今では画像目的で登録する人のほうが多いくらいです。

先に答えを出します。画像を月に何十枚も出すなら約$25のOpus一択。理由は下で数字を出します。文章だけが目的なら、約$10のTabletで十分足ります。


novelaiとは?「小説AI」と「アニメ絵AI」が同じ契約に入っている

novelaiとは、AI小説生成とアニメ調の画像生成を1つの月額でまかなえるサブスクリプションサービスです。ブラウザで動き、インストールは要りません。

多くの生成AIサービスは、文章なら文章、画像なら画像と役割が分かれています。novelaiが変わっているのは、その両方が1つのアカウントに同居している点。しかも画像側が「おまけ」ではありません。

土台になっているのは、アニメイラスト向けに深く調整されたStable Diffusion系のモデルです。汎用の画像AIとは狙っている絵柄がそもそも違います。汎用モデルの全体像を先に知りたいなら、AI画像生成の基本ガイドを読んでおくと、このあとの話の意味がつかみやすくなります。

文章側も本格派です。専用に育てた小説向けモデルに加えて、Llama 3 Erato 70bのような大型モデルも選べます。キャラ設定や世界観をメモとして持たせ、それを踏まえた続きを書かせる作りになっています。

つまり、novelaiは「二次創作を丸ごと1人で回したい人」向けの道具箱です。ここを外すと、あとの料金の話が高く感じられます。


novelaiの料金プランはいくら?差は「記憶の長さ」と「画像の枠」

novelaiとは?料金3プランとOpusで画像が実質使い放題になる条件 (2026年版) 図2

料金は無料トライアルと、月額$10・$15・$25の3プランで構成されています。年払いはなく、シンプルな月額のみです。

金額と向き不向きを1枚にまとめました。

プラン月額(目安)中心的な違い向いている人
無料トライアル$0文章50回・画像30回を1回限り体験まず触ってみたい人
Tablet約$10有料の入口。3段階のうち記憶できる長さは最も短い短編を書く人
Scroll約$15記憶できる長さが伸びる長編・設定が重い人
Opus約$25毎月10,000Anlas+画像が実質使い放題画像を大量に出す人

つまり、$10と$25の差額$15の中身は「文章がどれだけ前を覚えていられるか」と「画像を何枚回せるか」の2点にほぼ集約されます。

ここでいうトークンとは、AIが扱う文字のかたまりのことです。日本語だとおおむね1文字あたり1〜2トークン。公式ドキュメントが具体的な数字を出しているのはOpusだけで、TabletとScrollについては「Scrollのほうが記憶できる長さが大きい」という相対的な説明にとどまっています。

Opusは公式ドキュメントに明記があり、28,672トークンまで記憶が伸びます。ここまで来ると、章をまたいでも設定がぶれにくくなる。長編を書く人にとっては地味に効く差です。

そして無料トライアルは1回限りです。継続的な無料プランではないので、「無料で使い続ける」使い方は成立しません。

海外・国内のレビューを読み比べても、目安はほぼ一致しています。軽く使うならTablet、設定を作り込んで長編を回すならScroll以上。ただし画像目的の人がTabletを選ぶと、かえって損をしやすい。次のAnlasの話で理由がはっきりします。


Anlas(アンラス)とは?画像を作ると減る「サービス内通貨」

NovelAIの料金プランとAnlasの仕組み

Anlasは、novelaiの中だけで使える通貨のようなものです。重い画像生成をするとここが減ります。

ポイントは、Opusだけ「減らない範囲」が用意されていること。1024×1024以下・1枚ずつ・28ステップ以下という標準的な設定なら、Opus契約者はAnlasを消費せずに生成できます。ここがnovelaiの独特なところ。

一方、TabletとScrollは毎回Anlasが減ります。付与は月1,000Anlasだけ。画像を本気で回すには、まったく足りません。

Anlasが減りやすいのは、だいたい次のような操作です。

  • 標準より大きいサイズで出力する
  • 1回の指示で複数枚をまとめて生成する
  • 画像から画像を作る系の追加処理を重ねる
  • 高品質寄りのオプションを有効にする

足りなくなったら追加購入もできます。画面上部の「Anlas」の横にあるプラスボタンから、2,000/5,000/10,000の3段階で買う形です。

まとめ買いするほど1ドルあたりの取得量が増える設計ですが、購入価格は公式ドキュメントに載っておらず、アプリ内の購入画面でしか確認できません。ここは実際の画面で見てください。

判断のうえで確実なのは、Opusなら毎月10,000Anlasが自動で補充され、しかも標準設定の生成ではAnlasが減らないという点です。追加購入を毎月繰り返しているなら、まずプランを上げるほうを検討する価値があります。

実際、Opus契約者の体験談では「一度もAnlasを買ったことがない」という声が珍しくありません。毎月10,000Anlasが自動で配られるうえに、標準解像度なら消費なしで回せるからです。

ここまでの整理: 月$25のOpusは「毎月10,000Anlas付き+標準設定は消費なし」。画像を回す人にとって、追加課金がほぼ消える構造になっています。逆に画像目的でTabletを選ぶと、月1,000Anlasを数日で使い切って追加購入に走ることになります。

この構造を踏まえると、2025年以降の決済まわりの変更も無視できません。


決済の移行と更新特典の差|月額より効いてくる3,000Anlas

NovelAIの決済切り替えと更新特典の違い

2025年2月末に決済システムの移行がありました。以降の新しい画像モデル(V4 Full以降)を使うには、新しい支払い方式への切り替えが必要になっています。

公式の告知では、未移行のアカウントも後日自動で移行される扱いです。とはいえ、契約を更新する前に自分のアカウントが移行済みかどうかは見ておきたいところ。最新モデルが選べない原因が、ここにある場合があります。

もう1つ見落とされやすいのが、支払い手段によって使える機能や特典が変わる場合がある点です。金額は同じでも、選んだ決済方法によって条件が揃わないことがあります。公式ドキュメントは決済処理の切り替え手順を画像で案内しているだけなので、条件は必ずアカウント画面の表示で確認してください。

契約前・更新前に確認すべきなのは、金額より決済手段です。最新モデルの利用条件を満たしているか。特典が減らない手段になっているか。ここを1分見るだけで、想定外の制限を避けられます。

なお、金額やプラン名は改定されることがあります。最終的な数字は公式の料金ページで確かめてください。

お金の話が片付いたところで、肝心の絵の実力へ。


画像生成の実力|アニメ調は圧倒的、写実は正直イマイチ

NovelAIのアニメ調画像生成の作例イメージ

novelaiの画像生成は、Stable Diffusionをアニメ向けに深く調整したモデルが土台です。二次元イラストに全振りしています。

2026年時点で選べる画像モデルは6種類。中心になるのは次の2つです。

  • V4.5 Full — 幅広いデータをもとにした版。込み入った指定や細かい注文に強い
  • V4.5 Curated — 整理されたデータに絞った版。意図しない過激な出力を避けたいとき向け

2026年版のV4系Diffusionは、キャラクターの細部と構図の質が上がったとされています。手の破綻や表情のブレといった、アニメ系画像AIの弱点にあたる部分です。

ただし万能ではありません。写真のようなリアルさを求めるなら、Midjourneyや汎用のStable Diffusionのほうが向いています。実写寄りの用途でnovelaiを選ぶのは、明確に遠回り。

得意・不得意をはっきりさせておきます。

用途相性
アニメ・マンガ調のキャラ絵圧倒的に得意
同人・二次創作のイラスト得意
写実的な人物・風景写真不向き
ロゴ・図解・文字入りデザイン不向き

つまり、絵柄がハマる人には破格、外れる人には割高。この振れ幅の大きさがnovelaiの正体です。ツール選びで迷っているなら、AIイラストツールの比較記事で候補を並べてから決めたほうが早いです。


文章生成の実力|「どこまで前を覚えているか」がすべて

novelaiの文章生成は、続きを書かせるタイプです。書き出しやシーンを与えると、そのトーンを引き継いで先を書いてくれます。

小説向けに育てたモデルに加えて、Llama 3 Erato 70bのような大型モデルやGLM 4.6が選べます。上位プランほど選択肢が広がる設計です。

ただ、実用上いちばん効くのはモデルの種類ではありません。記憶できるトークン数です。ここが短いと、3章目でキャラの一人称が変わったりします。

長編を書くなら、Tabletの記憶量は早い段階で窮屈になります。Scroll以上を検討したほうがストレスが少ない。Opusの28,672トークンまで来れば、設定資料を持たせたまま書き進められます。

AI小説そのものが初めてなら、AI小説の書き方ガイドを先に読んでおくと、プロンプト(AIへの指示文)の組み立てで詰まりにくくなります。

音声読み上げ機能も付いています。書いた原稿を耳で確認できるので、テンポの悪い箇所に気づきやすい。地味ですが重宝します。


novelaiは日本語でも使える?UIは英語、出力は日本語でいける

日本語まわりは「使えるが、最初だけ戸惑う」というのが実情です。

管理画面や設定項目は基本的に英語です。ただし操作はシンプルなので、翻訳機能を併用すれば数日で慣れます。

文章生成は日本語でも出力できます。ただしモデルは英語圏のデータが中心。日本語の細かい言い回しやリズムは、英語ほど自然になりません。プロット出しや設定づくりに使い、仕上げは自分の手で整えるのが現実的な線です。

画像生成の指示文は英語のタグで書くのが基本です。日本語で入れても通ることはありますが、意図した絵になる確率は落ちます。ここは英語タグに慣れたほうが結果が安定します。

決済は米ドル建てです。カード会社の為替レートと手数料が上乗せされるので、$25のOpusでも実際の請求は円換算で少し上振れします。契約前に頭に入れておきたいところ。


商用利用とプライバシー|先に確認しておくべき3点

商用利用の可否は、多くの人が最初に気にする点です。ここは公式規約が唯一の正解になります。

novelaiは有料契約者に対して、生成物の扱いについて規約で定めています。改定される領域なので、販売や納品を伴う使い方をするなら、利用時点の最新の利用規約を必ず自分で確認してください。第三者ブログの要約を根拠にするのは危険です。

そのうえで、日本国内で気をつけるべき論点は規約とは別に存在します。

  • 既存キャラクターに酷似した出力は、著作権上の問題になり得る
  • 実在の人物に似た画像は、肖像権・パブリシティ権の対象になる
  • 販売先プラットフォーム側がAI生成物を禁止している場合がある

このあたりはAIイラストの商用利用と権利のまとめAI画像の著作権ガイドで整理しています。販売を考えているなら、契約より先にこちらを読んだほうがいいです。

プライバシー面では、novelaiは生成物を非公開で扱う方針を打ち出しています。作品を人に見せずに作りたい層に支持されてきた背景がここにあります。


どのプランを選ぶべき?使い方別の結論

迷ったときの判断軸は1つだけです。「月に画像を何枚出すか」。

使い方ごとの推奨を並べます。

あなたの使い方推奨理由
画像を月30枚以上出すOpus(約$25)標準設定なら消費なし。追加課金がほぼ消える
長編小説を書く。画像はたまにScroll(約$15)記憶が伸びる。画像は月1,000Anlasの範囲で
短編・プロット出しが中心Tablet(約$10)記憶量は3段階で最も短いが、短編なら足りる
とりあえず試したい無料トライアル文章50回・画像30回。1回限り

つまり、画像が主目的ならOpus以外を選ぶ意味はほとんどありません。TabletやScrollで画像を回すと、Anlasの追加購入で結局Opus以上の出費になりがちです。

逆に、文章だけならTabletで十分。ここでOpusを選ぶのは、使わない機能に月$15払うのと同じことになります。


編集部の評価

公開情報とレビューを突き合わせたうえでの、率直な評価です。

良い点は3つ。1つ目は、アニメ調イラストの質。この絵柄に限れば圧倒的で、汎用の画像AIでは同じ画風に寄せるのに手間がかかります。

2つ目はOpusの費用構造。月$25で標準解像度が実質使い放題というのは、枚数を出す人にとって破格です。従量課金のサービスと比べると、月末の請求に怯えなくていいのが効きます。

3つ目は、小説と画像が同じ契約に入っていること。二次創作を1人で回すなら、この組み合わせは重宝します。

微妙な点もはっきりしています。UIが英語のみで、日本語の案内が薄い。入口のハードルは低くありません。

写実系がまるで守備範囲外なのも正直イマイチです。「AI画像生成を1つだけ契約する」という前提だと、用途がアニメ絵に固定されます。汎用性を求めるなら画像生成AIのカテゴリ一覧から比較したほうがいいです。

無料プランが継続的に存在しないのも人を選びます。1回限りのトライアルを使い切ったら、あとは有料しかありません。

総評: 絵柄がハマるなら月$25のOpusは安い。ハマらないなら$10でも高い。判断は「アニメ調で作りたいか」の一点で決まります。


よくある質問(FAQ)

Q. novelaiに無料プランはありますか?

継続して使える無料プランはありません。文章50回・画像30回を試せる無料トライアルが1回だけ用意されています。使い切ったあとは有料プランへの移行が必要です。

Q. Opusなら本当に画像が使い放題ですか?

条件付きで使い放題です。1024×1024以下・1枚ずつ・28ステップ以下という標準設定であればAnlasを消費しません。この範囲を超える高解像度や複数枚同時生成では、毎月付与される10,000Anlasが減っていきます。

Q. TabletとScrollの違いは何ですか?

主な違いは記憶できるトークン数です。公式ドキュメントは具体的な数字をOpus(28,672トークン)についてのみ示しており、TabletとScrollは「Scrollのほうが大きい」という説明にとどまります。章をまたぐ長編や設定が多い作品ほど、この差が効いてきます。画像の扱いは両プランとも月1,000Anlas付与で同じです。

Q. 支払い方法によって損得はありますか?

あります。手動更新時の特典が、クレジットカードで5,000Anlas、PayPalで2,000Anlasと差が付きます。差額は3,000Anlas。同じ月額を払うなら、カードのほうが得です。

Q. 日本語で小説を書かせられますか?

書かせられます。ただしモデルは英語圏のデータが中心なので、日本語の細かい言い回しは自然さで劣ります。プロットや設定づくりに使い、文章の仕上げは自分で整えるのが現実的です。


次に読むならこれ

novelaiの絵柄が自分の作りたいものと合うか判断しきれないなら、AIイラストツールの比較記事を先に見てください。novelai以外の選択肢と並べて眺めると、「アニメ調に全振りする価値があるか」が数分で判断できます。