Apple、「AirPods Pro 3」のファームウェア「8B41」を公開 日本語の翻訳対応は年内予定
- Apple が AirPods 向けの最新ファームウェアを公開しました。
- 「AirPods Pro 3」と「AirPods Pro 2」は 8B41、「AirPods 4」は 8B39 です。
- AirPods の同時通訳は、年内に日本語へ対応します。

Apple が AirPods シリーズのファームウェア (機器を動かす内蔵ソフト) の最新版を公開しました。「AirPods Pro 3」と、USB-C 版および Lightning 版の「AirPods Pro 2」が 8B41 になりました。
「AirPods 4」とノイズキャンセリング搭載の「AirPods 4」は 8B39、「AirPods Max 2」は 8E258 です。更新は自動で届きます。充電ケースを電源につなぎ、iPhone や Mac と Bluetooth の届く範囲に置きます。その iPhone や Mac は Wi-Fi につないでおきます。ふたを閉じたまま 30 分以上待つと更新されます。
ファームウェア 8A356 では、AirPods の同時通訳が使えるようになりました。対象はノイズキャンセリング搭載の「AirPods 4」と「AirPods Pro 2」以降です。Apple Intelligence (Apple の AI 機能) が使える iPhone との組み合わせが条件です。いまはベータ版で、英語・フランス語・ドイツ語・ポルトガル語・スペイン語に対応します。日本語は年内に加わります。
同じ 8A356 で心拍の計測にも対応しました。iOS 26 の iPhone なら、フィットネスアプリで心拍数・消費カロリー・歩数・距離を確認できます。対象は最大 50 種類のワークアウトです。EU 在住で端末も Apple アカウントの国も EU の場合、同時通訳は使えません。
つまり、イヤホンの中身のソフトが新しくなった、という話です。パソコンの OS 更新に近いものですが、こちらは自分で操作しません。充電ケースに入れて電源につなぎ、ふたを閉じて放っておけば勝手に新しくなります。中身が新しくなると、相手の言葉を訳して耳に流したり、運動中の心拍を測ったりする機能が使えるようになります。

更新内容の説明が「バグ修正とその他の改善」の一行だけ、という素っ気なさ。ただ、AirPods ではこの静かな更新が機能追加の入口になっています。
引っかかったのは、日本語が年内対応の後回し組に入っている点です。英語やフランス語が先で、日本語は中国語や韓国語と同じ枠。翻訳をいちばん欲しがるのは海外出張の多い層のはずなので、ここはかなり待たされる印象です。とはいえ年内という区切りが示された分、見通しは悪くありません。
そういえば、EU 在住者だけ同時通訳を使えないという但し書きも目を引きました。規制の絡みだと思います。同じ製品でも機能の出方が地域で割れる流れは、この先も続きそうです。
年内と書かれた日本語対応が、どのファームウェアで降ってくるか。次の更新の説明文を見ておきたいところです。
海外の取引先と英語でやり取りしている人は、AirPods を着けたまま相手の話を訳して聞けるようになります。
