Asus、有機ELモニター「ROG Strix OLED XG27ACDMSR」発表 320Hzと0.03ms
- 「ROG Strix OLED XG27ACDMSR」は27型QHDの有機ELモニターです。
- 画面の書き換え回数を示すリフレッシュレートは320Hzです。
- 離席を検知して黒画面に切り替える焼き付き対策も入りました。

Asusはゲーミングモニター「ROG Strix OLED XG27ACDMSR」を発表しました。27型(表示領域26.5型)のQHD(2560×1440)有機ELパネルを採用しています。
リフレッシュレートは320Hz、画面の切り替わりにかかる応答速度は0.03ms(GTG)です。色の再現はDCI-P3のカバー率99%で、色のずれを示すDelta Eは2未満です。10bitの色表示とVESA DisplayHDR 500 True Blackにも対応します。画素の細かさは166ppiです。
パネル表面には新しい「BlackShield」フィルムを重ねました。従来のQD-OLEDパネルと比べて硬さが増し、傷への強さは2.5倍です。明るい部屋での黒の見え方も最大40%高まります。ちらつきを抑える「ROG OLED Anti-Flicker 2.0」は、従来パネル比で最大20%の低減です。
焼き付き対策をまとめた「ASUS OLED Care Pro」には、新しいNeo Proximity Sensorが加わりました。人が離れたことを検知すると画面を黒に切り替え、戻ると元の表示に復帰します。検知する距離は好みに合わせて変えられます。
設定はマウスで操作できる専用アプリ「DisplayWidget Center」から変更できます。USB Type-Cは15Wの給電に対応し、G-SYNC compatibleの認証も取得しています。保証は3年です。
つまり、動きがなめらかで黒がしっかり黒く見えるモニターです。有機ELは同じ絵を出し続けると跡が残る「焼き付き」が弱点でした。この製品は人が席を外したことをセンサーで感じ取り、自動で画面を黒くして跡が残るのを防ぎます。表面のフィルムで傷にも強くしています。

仕様を読んでいて目が留まったのは、明るさや速さより焼き付き対策の記述が厚いことです。ちらつきの低減、離席検知、傷に強いフィルム。有機ELを仕事机に置くときの不安を正面から潰しにきた作り、という印象です。
ただ、320Hzを使い切れるのはゲームの場面がほとんどで、表計算や資料作りで違いを感じる人はちょっと少なそうです。色を扱う仕事なら、DCI-P3のカバー率99%とDelta E2未満のほうが効いてきます。
そういえば、Type-Cの給電は15Wです。ノートPCをケーブル1本で充電しながら使う用途には届きません。
日本での発売と価格は、ASUS JAPANからの案内を待つところです。年末商戦に間に合うかを見たいです。
資料や動画を作りながら長時間モニターの前にいる人は、席を外すたびに画面を消す手間をかけずに焼き付きを避けられるようになります。
出典: ASUS ↗/ Notebookcheckも報道
