Googleドライブ、「Gemini」がファイル整理を提案する機能を一般提供 7月15日まで利用上限を緩和
- Googleドライブのファイル整理を「Gemini」が提案する機能が、一般提供になりました。
- 2026年7月15日までは利用上限が緩和され、多めに試せます。
- 対象はBusiness StandardやEnterprise Standard、Google AI Proなどです。

Googleは2026年6月1日、Googleドライブのファイル整理を助ける機能を一般提供にしました。2025年10月にベータ版で始めた「Organize My Files」です。
フォルダに入っていないファイルを、「Gemini」がどこへ移すか提案します。マイドライブと親フォルダにある「Suggest File Moves」という入口から開きます。
移動の前に中身を確かめられます。カーソルを合わせると出る小窓で見るか、別タブで開けます。チェックボックスで対象を選び直せ、移動先やフォルダ名もその場で書き換えられます。承認すると一括で移動し、権限が変わるときは確認を求めます。
対象はBusiness StandardとPlus、Enterprise StandardとPlus、Google AI ProとUltraです。教育向けのGoogle AI Pro for Education、アドオンのAI Expanded Accessも含みます。管理者はドライブのGemini for Workspaceを有効にしておきます。利用者側もスマート機能を有効にする必要があります。
提供は英語のみです。2026年7月15日までは利用上限が緩和され、その後は利用者ごとの上限が適用されます。緩和されている間に、自分のフォルダ構成で提案が使えるかを確かめられます。
つまり、机の上に積み上がった書類を、新人がとりあえず仕分けしてくれるようなものです。ただし勝手にしまい込むわけではありません。「これはこの棚、これは新しい箱にまとめましょう」という一覧を先に見せてくれます。こちらがチェックを外したり、箱の名前を変えたりしてから、まとめて移します。1つずつドラッグして移していた作業が、確認1回分にまとまります。

ベータの開始が2025年10月ですから、一般提供まで待たされた形です。ファイル移動は取り返しがつきにくい操作ですし、慎重になるのも分かります。筆者が感心したのは、承認の前に一覧を見せて、権限の変化まで確認させるところです。
ただ、引っかかるのは英語のみという点。日本語のファイル名やフォルダ名が並ぶ環境で同じ精度が出るのかは、まだ見えません。ドライブの整理は「請求書_2026年度」のような日本語の命名規則と結びついているので、ここが対応しないと国内では試しづらいと思います。
そういえば、2026年7月15日までという区切りも気になります。期間が終われば利用者ごとの上限が入るわけで、処理の負荷はそれなりに重いのかもしれません。ファイル整理が使った分だけ数えられる時代。無料で無制限に片づけてもらえる、とは考えないほうがよさそうです。
日本語対応が来るとすれば、次のGoogle Workspaceの機能追加の告知が最初の手がかりになります。
マイドライブにファイルをため込んでいる人は、移動先の提案をまとめて確認して、一度に片づけられるようになります。
出典: Google Workspace ↗/ Engadgetも報道

