発表の内容

Metaは、カメラを搭載しない新型スマートグラス「Luna」を発表します。来週開催の年次イベント「Meta Connect」で公開します。

本製品はカメラを排し、マイクとスピーカーを備えています。利用者は「Meta AI」や新しいAIエージェントである「Muse」と音声で対話できます。カメラを取り除いたことで、つるの部分が小型化し、一般的な眼鏡に近い外観になっています。

フレームのデザインには「Clubmaster」と「Burbank」の2種類が用意されます。10月に出荷を開始する予定です。既存のスマートグラスで課題となっていたカメラによる盗撮懸念を抑え、日常使いしやすい仕様として展開します。

撮影が禁止されている裁判所や飲食店のような場所でも、カメラへの懸念を持たれずに装着できます。利用者はハンズフリーのまま、「Meta AI」や「Muse」と音声で対話できます。

つまり、どういうこと?

ざっくり言うと、目立たないイヤホンを付けた普通のメガネです。これまでの製品はカメラが付いていたため、周囲から盗撮を疑われる問題がありました。そこでカメラを完全になくし、声のやりとりに特化させています。スマホを手に持たずに耳打ちで相談できるアシスタントのような存在です。

編集部の見方

カメラをあえて外す割り切りに、筆者はかなり好感を持ちました。これまでのスマートグラスは、公共の場や飲食店では盗撮を警戒されてかけづらい場面が目立ちました。外見が普通の眼鏡に近づくなら、人前で気兼ねなく使いたい人にとって有力な選択肢になりそうです。

納得の判断です。

ただ、マイクが常に音声を拾う仕様への不安が消えるわけではありません。アップル製品でも常時録音への懸念が上がったように、プライバシー対策は音声だけでも議論が続きそうです。まずは来週の年次イベント「Meta Connect」で明かされる詳細を見届けたいところです。

誰に関係するか

外出先や移動中に音声でAIを使いたい人は、周囲に盗撮の不安を与えずにAIと対話できるようになります。

複数の発表・報道をもとに編集部が事実関係を確認して執筆しています。