発表の内容
HypeApp株式会社は、クリエイティブ生成プラットフォーム「SAITE」の提供を開始しました。広告向けの静止画や動画を指示文なしで制作できる法人向けサービスです。パソコンのブラウザから利用できます。
利用者は画面上の業界や目的、トーンを選ぶだけで、意図に沿ったビジュアルを作成できます。人物や商品のブレを抑える専属AIモデルも備えています。静止画のAI修正やCanva連携、動画のシーン別編集にも対応します。
導入効果として、制作スピードの3倍向上や外注費の65%削減が見込まれています。案件情報をあらかじめ整理しておくことで、量産にかかる日数を7日から1日へ短縮できる見込みです。
専門的な指示文を書く知識がなくても、バナーやWeb用の素材を自社ですばやく用意できるようになります。ツール提供だけでなく、プロによる制作代行や改善提案の支援も受けられます。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、AIへの細かい指示文を書かなくても、画面の選択肢を選ぶだけで広告用の画像や動画が作れる道具です。
たとえるなら、ファミレスのタッチパネル注文のような仕組みです。画面に並ぶ業種やトーンを選ぶだけで、欲しい素材がすぐに出てきます。仕上がった画像の一部を手直ししたり、サイズを変えたりすることも簡単です。
編集部の見方

プロンプトからの解放。AI画像生成といえば呪文のような指示文を練る作業がつきものでしたが、選択式UIに振り切った設計には筆者もかなり好感を持ちました。非デザイナーに指示文の作成を求めるのは、正直ハードルが高すぎたからです。
ただ、ツール単体で完結させずプロの伴走支援を前面に出している点には、なるほどと感じました。AIに任せるだけでは現場の細かいトーン調整が追いつかないという、実務のリアルな悩みに向き合っている印象です。週に何本もバナーを作る広告代理店なら、外注費を削る有力な選択肢になりそうです。
動画生成機能の本格展開が予定されている今後のアップデートで、どこまで手作業を減らせるかを見届けたいところです。
誰に関係するか
広告の画像や動画制作を外注している人は、指示文を書かずに自社で短期間に素材を量産できるようになります。

