Replitの発表内容

米Replitは、外部APIと接続する新機能「Custom Connectors」のベータ版を公開しました。公式の連携一覧にない外部サービスをワークスペースへ直接つなぎ込めます。

本機能は個人アカウントではなく、組織の共有環境に追加して使います。設定できるのは公開されたHTTPS REST API (インターネット経由でデータをやり取りする仕組み) です。APIキーやトークンによる認証に対応し、AIへの指示文は最大500文字まで入力できます。

保存前には、指定した接続先へ通信が通るかを1回試す確認機能も用意されています。なお、外部ツール規格であるMCP (外部ツールと連携するための規格) サーバーの追加とは設定窓口が分かれています。

社内の業務システムや独自サービスを扱っている組織は、公式の対応を待たずに独自の仕組みをReplit上へ組み込めるようになります。

つまり、どういうこと?

つまり、Replitという作業場に、自社専用の道具棚を直接つなぎ込めるようになったということです。

これまでは公式に用意された道具しかすぐには使えませんでした。今回の機能により、自社の社内システムという特注の道具も、鍵を渡すだけでAIと一緒に使えるようになります。

編集部の見方

公式の連携一覧に並ぶのを待たずに自社製APIをつなげるのは、かなり実用的です。AIへの指示文を500文字以内に収める制約はありますが、接続テスト機能まで最初から揃えてきた点に手堅さを感じました。

自前連携の解放。

ただ、今回のベータ版は大規模な法人向けに絞られています。中小企業や個人開発者でProプランを使っている人は、一般公開で対象が広がる時期を待つことになりそうです。まずは秋以降のアップデートでProプランへ順次開放されるかを見ておきたいところです。

誰に関係するか

自社の業務システムと連携した開発を行っている人は、Replit公式の対応を待たずに独自APIを接続して開発できるようになります。

出典: Replit ↗