xAI、音声対話を作る「Grok Voice Agent Builder」を公開 1分0.08ドルから
- 米xAIは、音声対話AIを作れる「Grok Voice Agent Builder」のベータ版を公開しました。
- 対話機能は1分あたり0.08ドルで、無料でも試せます。
- 顧客窓口や電話対応を自動化したい企業が対象です。

米xAIは、音声対話AIをブラウザ上で作成できる「Grok Voice Agent Builder」のベータ版を公開しました。最短2分で自社向けの音声エージェント (自律して会話するAI) を構築できます。
この機能は1秒未満で応答し、25以上の言語に対応します。会話の途中で利用者が割り込んで話した場合でも、聞き取って対話を続けられます。自社の案内手順は、PDFやMarkdownなどの文書を取り込ませて指定できます。GmailやNotion、Googleカレンダーなどの外部ツールとも連携できます。
電話との接続では、既存の番号を引き継げるほか、無料の電話番号を取得できます。料金は音声対話が1分あたり0.08ドルです。文字起こしは1時間あたり0.10ドルから提供され、2分間の音声から声の特徴を複製する機能も30回まで無料で利用できます。
顧客からの問い合わせ受付や予約の確認といった電話業務を、自社に合わせて自動化できます。AIでの対応が難しい用件が発生した場合は、通話を人間の担当者へ引き継ぐ設定も可能です。
ざっくり言うと、自社の業務マニュアルを読み込ませるだけで、電話番をしてくれるAIスタッフを最短2分で作れる仕組みです。
たとえるなら、自社の案内手順を渡せばすぐに電話口に立ってくれる受付担当のような存在です。1秒足らずで自然に相づちを打ち、会話の途中で遮られても柔軟に聞き取って用件を進めてくれます。

通話の文字起こしだけでなく、自前で電話番号を持って外部ツールまで動かせる点に筆者は驚きました。音声対話AIは応答が遅いと会話が成り立ちませんが、1秒未満で返答できる仕様なら十分実務で使えそうです。かなり手頃です。
ただ、1分あたり0.08ドルという価格設定は、長時間の受電が多い窓口だと通話料の積み上がりが気になるかもしれません。まずは頻繁にかかってくる定型的な質問の窓口から試すのが無難だと思います。
今後は予定されているリアルタイム翻訳機能の追加時期と、日本語での音声対話がどの程度自然に聞き取れるかを見届けたいところです。
電話での問い合わせ対応や予約受付を担当している人は、Grokを使って1秒未満で返答する音声案内窓口を開設できるようになります。
出典: xAI ↗

