Notion AIの発表内容
Notionは、データベースの列ごとにアクセス権を設定できる機能の提供を始めました。「Notion AI」もこの設定を継承し、利用者が閲覧できない列の読み取りや記入を行いません。
この機能は「Business」と「Enterprise」プランで利用できます。設定できる権限は、値のみの編集や閲覧のみ、アクセス権なしなど複数用意されています。担当者列などの値に応じて個別の例外を設定することも可能です。
「Notion AI」やエージェントには個別の権限を割り当てられます。利用者に閲覧権限がない列については、「Notion AI」が該当の列は存在しないと回答することがあります。
給与などの機密情報を含む列を非公開にしながら、同じデータベースを社内で共有できます。「Notion AI」による情報の参照範囲も制御できるため、業務情報の安全な管理に役立ちます。
つまり、どういうこと?
ざっくり言うと、表の特定の列だけに鍵をかけられる仕組みです。たとえるなら、社員名簿で名前や部署は全員に見せつつ、給料の列だけを担当部署に限定して隠すような使い方ができます。「Notion AI」もその鍵に従うため、見えない列の情報を勝手に読み取って答える心配がありません。
編集部の見方

待ち望まれていた列ごとの権限管理ですが、利用できるのがBusiness以上のプランに限られる点は、筆者としては少し惜しいと感じました。小規模なチームでも給与や評価などの機密情報を扱いたい場面は多いはずで、下位プランでは使えません。
ここは注意点です。
ただ、「Notion AI」が権限のない列を存在しないものとして扱う仕様は、AIによる情報の誤漏洩を防ぐ意味でかなり安心できます。設定を見落とすと意図しない公開につながるため、確認作業は欠かせません。上位プランを契約している組織ならデータベースを一元管理できるため重宝しそうで、秋以降の他社ツールの権限アップデートでも同様のAI連携が標準化されるかを見届けたいところです。
誰に関係するか
Notionで機密情報を含むデータベースを管理している人は、列ごとに閲覧や編集を制限して安全に社内共有できるようになります。
出典: Notion ↗


